音楽制作の新時代
2021-09-01 12:00:10
AIアシストで音楽制作の新境地へ!「Flow Machines Professional」一般募集開始
AIアシスト楽曲制作ツール「Flow Machines Professional」の一般募集
音楽の制作現場では、常に新しい技術が導入され、クリエイターたちの創造力を引き出してきました。今回は、ソニーCSLが開発したプロ向けのAIアシスト楽曲制作ツール「Flow Machines Professional」が話題を呼んでいます。このツールは、作曲をサポートし、クリエイターが新たな音楽を創り出す手助けをすることを目的としています。実際には、限られた作曲家を対象に試用されてきましたが、今回特別に一般の応募者を対象にした企画が実施されることとなりました。
募集の詳細と応募方法
この一般募集は、9月1日から9月3日までの間に行われ、当選者は9月4日に通知されます。応募は簡単で、エントリーページで必要事項を記入の上、意気込みを記載したエントリーシートを提出することで参加できます。楽曲を制作するためには、指定された締切までに必要な資料を提出できることが前提となっており、89月15日にはMONJOE氏によるオンラインセッションにも参加する必要があります。
Flow Machinesの基本情報
「Flow Machines」は、クリエイターの創造性を拡張することを目的にした研究開発プロジェクトです。最新の機械学習や信号処理技術を用いて、新しいスタイルの音楽を生成することを目指し、あらゆるジャンルの音楽に対応できる柔軟性を備えています。特に、作曲に特化した「Flow Machines Professional」は、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)上で動作するプラグインとして、メロディー、コード、ベースなどの提案を行う特徴があります。
応募者に期待されること
募集される楽曲は、応募者が「Flow Machines」を使用して制作した1コーラス分の楽曲です。提出形式はMP3で、さらにプロフィールシートやDAWの画面のスクリーンショットを提出することが求められます。選ばれた参加者は、この最新のAIツールを使って新しい音楽制作の世界に挑戦することができ、独自のスタイルを生かした作品を世に送り出すチャンスを得ることができます。
MONJOE氏とのオンラインセッション
応募者にとって、特に魅力的なのが、音楽家のMONJOE氏が実施するオンラインセッションです。彼はDATSのボーカルや作詞・作曲を手がけるだけでなく、国内外の音楽祭への出演歴も豊富です。幅広い音楽ジャンルで活動している彼とのセッションは、参加者にとって非常に価値のある経験となることでしょう。
今後の音楽シーンへの影響
この試みは、音楽制作の新しい可能性を開くものであり、次世代のクリエイターたちがAI技術を活用して独自の作品を生み出すいい機会です。これまでの音楽制作の枠を超えた新しい表現方法が誕生することを期待しています。音楽の進化を体験し、次の時代の音楽を一緒に創造していきましょう!
会社情報
- 会社名
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株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所
- 住所
- 東京都品川区東五反田3-14-13高輪ミューズビル
- 電話番号
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