九州セントラルキッチン
2020-07-01 08:20:10
ナリコマグループ、九州に新たな拠点を設立し地域貢献へ
ナリコマグループが九州セントラルキッチンを開設
ナリコマグループはこの度、九州エリアに新たな拠点「九州セントラルキッチン」を設立し、本格的に稼働を開始しました。福岡県北九州市に位置するこのキッチンは、福祉施設や病院向けに特化した食品の製造および物流サービスを提供することを目的としています。
高齢化社会に対応した食事のニーズ
近年、特に入院患者の高齢化が進んでおり、病院からの食事サービスに対する需要が高まっています。ナリコマグループは、温めと盛り付けだけで簡単に提供できる、クックチル食品を開発しました。これにより、普通食だけでなく、介護食も容易に供給することが可能になります。高齢者や身体が不自由な方々の栄養管理を支えるため、質の高い食事を提供することは非常に重要な役割を果たしています。
BCPへの貢献
ナリコマが提供する食事とそのノウハウは、福祉施設や病院の厨房運営を効率化し、人員を最小限に抑えつつも持続可能な運営を実現します。2023年10月現在、自社製造の食品を通じてBCP(事業継続計画)にも貢献することで、緊急時にも安定した食事サービスを継続することが可能になります。
地域経済への寄与
九州セントラルキッチンの設立により、北九州市内で約150人の雇用を創出します。ナリコマグループは地域に根差した企業活動を進め、地域の経済発展にも寄与することを目指しています。これにより、地域住民の生活の質向上にもつながるでしょう。
九州セントラルキッチンの詳細
九州セントラルキッチンの所在地は、福岡県北九州市小倉南区葛原元町3丁目1-7です。敷地面積は10,388.13㎡、投資額は約43億円に上り、製造能力は1日3万食という規模です。この新しい施設は、2020年6月30日現在では57名の従業員が在籍しており、今後1年の間に約100名を新たに採用する予定です。
ナリコマグループについて
ナリコマグループは、大阪市に本社を置く企業で、ナリコマホールディングス、ナリコマエンタープライズ、ナリコマフードなどの関連会社から成り立っています。グループ全体で3,721人が働き、年間の売上高は約320億円を記録しています。また、グループの各セントラルキッチンは全国に広がっており、大阪、広島、愛知、神奈川、そして福岡の5つの拠点から、それぞれの地域においしい食事を届けています。
詳細なお問い合わせは、ナリコマホールディングスの広報室までご連絡ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ナリコマホールディングス
- 住所
- 大阪府大阪市淀川区西宮原1-4-2ナリコマHD新大阪ビル
- 電話番号
-