トヨタ・モビリティ基金が掲げる「Mobility for ALL」プロジェクトの新たな挑戦

トヨタ・モビリティ基金がIdesを募集中

一般財団法人トヨタ・モビリティ基金（TMF）は、「Mobility for ALL」プロジェクトの一環として、誰もがスポーツ観戦を楽しむためのアイデアを募集しています。特に、障がいの有無にかかわらず、あらゆる人々が同じ空間で共に楽しめる体験を実現することを目指しています。

プロジェクトの目的

TMFは「行きたい場所へ、挑みたい未来へ」という理念のもと、2025年秋に開業される「TOYOTA ARENA TOKYO」において、障がい者を含む全ての人々がフラットに体験できるスポーツ観戦の実現を目指しています。この新たなアリーナは、東京・お台場エリアの青海に位置し、「可能性にかけていこう」というコンセプトが掲げられています。

アイデア募集の背景

先日、TMFは「日常の移動」をテーマにしたアイデアを募集しました。この取り組みは、障がい者の日常生活に寄り添った移動に関する課題解決を目的とし、さまざまな工夫を凝らしたアイデアが提案されました。これに続いて、今度はスポーツ観戦にい焦点をあて、楽しくエキサイティングな体験を提供するアイデアを求めています。

募集の詳細

期間

応募期間は2025年5月23日から6月13日まで。期間中に、スポーツ観戦や試合会場での体験を向上させるアイデアをエントリーできます。特に、障がいの有無にかかわらず全員が楽しめる新しい楽しみ方や、施設内での移動・食事・トイレ等に関する問題解決策が求められています。

応募者

応募対象者は、プロジェクトの理念に賛同し、一緒に活動したい国内外の個人または法人です。営利・非営利のどちらでも参加可能です。

選考プロセス

応募者は、書類選考を経てオンライン面談に進むことになります。このプロセスを通じて、アイデアの具現化に向けた支援が行われます。

実証に向けた支援

採択されたチームには、実証成果を最大化するための伴走支援が行われます。これは、ビジネスモデルの検討や実証に必要な資金支援（上限1,000万円）を含むもので、企業や団体、投資家とのネットワーキングの機会も提供されます。

活動の意義

「Mobility for ALL」プロジェクトは、スポーツが持つ力を通じて、障がいの有無に関わらず誰もが新たな可能性に挑戦できる未来を描いています。TMFは、創業以来、すべてのステークホルダーを尊重し、社会づくりに貢献するための取り組みを続けています。これからも多くの人々が共に楽しめる未来に向けた活動を進めていきます。