積水ハウスの新しい挑戦
積水ハウス株式会社は、2023年9月に新たな取り組み「SI-COLLABORATION」をスタートさせました。このプロジェクトは、日本中に「安全と安心」を届けることを目指しており、特に地震に対する耐震性を強化した木造住宅の提供を宣言しています。2025年には阪神淡路大震災から30年が経過しますが、日本は依然として地震大国であり、南海トラフ地震や首都直下型地震など、大地震が予想されています。これに伴い、住宅の耐震基準が見直されている中、特に古い基準に従った住宅が約29%を占め、補強が必要な住戸も多く存在しています。これらの問題を解決するため、積水ハウスはその技術をオープン化し、業界全体での耐震性向上を図ることを決定しました。
SI-COLLABORATIONの概要
「SI-COLLABORATION」とは、積水ハウスが持つ耐震技術を全国のビルダーと共有し、共に新しい住宅作りを目指すビジネスモデルです。このプロジェクトの中核を成す技術が、「DJ構法(ダイレクトジョイント構法)」です。この技法は、基礎と躯体を直接特別な金物で接続し、強固な構造を実現します。これにより、従来の木造住宅に比べて優れた耐震性能を発揮します。
DJ構法:歴史と進化
DJ構法の原型は、積水ハウスの設立当初に発表された「A型」住宅まで遡ることができます。この技術は、創業以来順次改善されてきました。例えば、2004年には木造住宅「シャーウッド」にもこの技法が取り入れられ、多くの震災を経験した積水ハウスの住宅は全壊や半壊がゼロという実績を誇ります。このような実績を一般住宅にも適用し、多くの人々の安全を守ることが「SI-COLLABORATION」の使命です。
共同による新しい住宅づくり
このプロジェクトは、基礎と躯体の部分を積水ハウスが担当し、外装や内装、設備をパートナー企業が施工する新たな住まいの形を示しています。この共同建築事業は、業界初の試みとして注目されています。戸建事業戦略部長の板倉は、「より多くの地域に支持される企業とのパートナーシップが重要」と話し、共創の力を強調しています。
未来への展望
2025年12月には新たに2社がパートナーとして加わる予定で、このプログラムの参加企業は全国で10社となります。既に約100棟の設計依頼があり、さらなる展開が期待されています。SI-COLLABORATIONの理念は、ただ住宅を建てるだけでなく、その背後には多くの人々の命と財産を守るという強い意志があります。
オーナーの声
実際にSI-COLLABORATIONで家を新築した茨城県のYさんは、「祖母の家が地震の時に無事だったことから、積水ハウスに大きな信頼を寄せている」と話します。彼らはデザインの観点からも、地元企業とのコラボレーションに感謝し、住み心地についても「非常に快適」と評価しています。
このプロジェクトは、地震が多い日本において家族を守り、安心して住み続けるために不可欠な取り組みといえるでしょう。すでに積水ハウスの耐震技術が搭載された住宅は、多くの家庭で新たな生活のスタートを切っています。
詳しい情報やサービスの詳細については、以下のリンクをぜひご覧ください:
SI-COLLABORATIONの詳細
また、「地震に負けない家づくり」のTVCMもぜひチェックしてみてください。
DJ構法のTVCM