バーチャレクス、次世代コンタクトセンターのIT統合基盤を発表
2023年、バーチャレクス・コンサルティング株式会社が『inspirX 5』の最新バージョン5.8をリリースしました。これは、次世代コンタクトセンターの自動化や無人化を進めるための重要なステップです。バーチャレクスは、最新技術を駆使して新しい顧客体験を創出することを目指しています。
バージョン5.8の主な特徴
今回のバージョンアップでは、顧客のニーズを深く反映した多くの機能強化が行われました。特に、ユーザビリティを高めるための工夫が数多く施されています。
1. カスタマイズ性の向上
バージョン5.8では、カスタマイズ項目が200に増加しました。これにより、ユーザーはより細かくシステムを調整できるようになりました。さらには、必須項目の設定を簡素化し、不要項目の削除を実現。これにより、長期的なシナリオ変更にも柔軟に対応でき、使い勝手が大幅に向上しました。
2. セキュリティの強化
高まるセキュリティニーズに応えるために、WebAuthnに対応しました。この機能では、パスワードレス認証とパスワード認証を併用した二要素認証が可能になります。ユーザーの安心感を一層高めるための施策です。
3. データ取込能力の向上
一括で取り込めるデータの種類が増え、履歴データの取込機能が強化されました。これにより、システム連携が難しいデータの取込が容易になりました。
パフォーマンスの改善
顧客対応時に必要な情報を集約した『顧客対応画面』の表示速度が最大80%向上しました。これにより、顧客とのやりとりがスムーズになり、オぺレーターの負担軽減に寄与することが期待されます。
他システムとの連携強化
バージョン5.8では、生成AIとの連携が強化され、ChatGPTを活用した音声認識データの処理が可能になりました。また、FAQシステムのPKSHA FAQとの統合により、高品質なFAQの登録や検索が実現。さらに、クラウドPBXのBIZTELと連携して音声認識結果の要約表示も行えるようになっています。
これにより、顧客対応の質が向上し、業務全体の効率化が期待されます。
展示会出展と今後の展望
バーチャレクスは、11月21日と22日に池袋のサンシャインシティ文化会館で開催される『コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2024 in 東京』に出展します。新バージョンの詳細説明やデモも行う予定ですので、ぜひ訪問してみてください。
まとめ
バーチャレクスは顧客との接点を重視し、「成功の連鎖」を目指す企業として、これからも品質向上に努めていきます。企業が抱える課題解決のため、導入を検討されている方はバーチャレクスにお問い合わせください。