『Selpy(セルピー)β版』の特徴と活用法
10月26日、待望のアプリ『Selpy(セルピー)』がβ版としてリリースされました。このアプリは、ユーザーが所有するカメラロールの写真を販売できる新たなサービスです。「あなたの日常には価値がある」という理念のもと、フォトジェニックな日常の瞬間をビジネスシーンでも活かす手段を提供します。
企業の求める自然な写真とは?
近年、多くの企業が広告やプロモーションにおいて自然な日常の写真を求めています。ユーザーが普段撮影する写真には、リッチな素材が詰まっており、特にSNSでの投稿が収益化に繋がる点が大きな魅力です。Selpyは、この需要に応える形で、企業とユーザーをつなぐプラットフォームを構築しました。
Selpyの基本的な利用フロー
Selpyの機能は非常にシンプルです。まず、企業はアプリを通じて拡散したい写真の内容をリクエストとして掲示します。それに対してユーザーは、興味があるリクエストを選び、対応する画像をアプリに出品します。出品時に同時にSNSに投稿することで、売上が向上する仕組みです。
このリクエストを受けた企業は、ユーザーから提供された写真の中から条件に合ったものを購入し、ユーザーは売上金を受け取ることができます。これにより、ユーザーにとっても、企業にとっても、双方に利益をもたらすモデルが実現します。
独自機能と共同プロモーションのメリット
Selpyの特徴的な機能の一つは、SNSポスト固定機能です。企業はリクエスト時に、SNSに投稿される内容(URLやハッシュタグ)を指定することができます。これにより、希望したハッシュタグの使用や販売先URLの拡散を容易に行うことができ、効果的なプロモーションが可能です。
さらに、QRコード機能が搭載されており、実際の店舗や特定のイベントでリクエストをQRコード形式で発行することも可能です。これにより、特定のユーザーへ直接アプローチすることができ、リーチを広げるチャンスが増えます。
様々な活用シーン
コンビニでの新商品プロモーション
例えば、あるメーカーが新商品をコンビニでプロモーションしたい場合、食事当日にリクエストを設定し、Selpyユーザーに通知が届きます。ユーザーが商品を購入し、その場面を撮影して投稿することで、企業は自然な形で商品の宣伝ができるのです。
オンラインショップのサプリメント販売
オンラインショップでサプリメントを販売する際、商品の梱包にQRコードを加え、消費者がそれを読み取ってSelpyでリクエストに出品する流れも構築。これにより、商品のSNSでの拡散が見込めます。
飲食店でのメニュー撮影
飲食店でも同様に、テーブルやメニューにQRコードを設置し、お客様がそのQRコードを通じてリクエストを出品し、料理を楽しむシーンを撮影して投稿する流れを作り出します。このプロセスが双方にとって自然な宣伝を生み出します。
今後の展開と期待
Selpyは、現在のプラットフォームの機能に加え、今後さらに写真編集機能やリクエストを効率的に探せる機能の追加を計画中です。また、海外展開も視野に入れており、香港版や台湾版の開発が進められています。
この新しいアプリ『Selpy』が、SNSでの写真プロモーションの新たな手段となることが期待されています。日常の瞬間をビジネスに生かし、両者にとってWIN-WINの関係を築くこのサービスをぜひ体験してください。
公式ページ:
Selpy(セルピー)
iPhoneアプリダウンロード(β版):
iTunes Store