アップサイクル雑貨ブランド「絆」の誕生
大阪市の株式会社絆ホールディングスが運営する施設外就労先「ものつくり」では、新たに誕生したアップサイクル雑貨ブランド「絆」に注目が集まっています。2025年7月16日より、これまでのブランド「Tanimachi」や「てなり」を統一し、障害のある方が手がけるこの新しいブランドをスタートさせました。この取り組みは、社会的自立を支援することに大きな意味を持っており、同時に日本の伝統文化と手作りの魅力を広めることを目的としています。
ブランドコンセプト
「絆」という名には「美しき伝統を、今に活かす」という深い想いが込められています。このブランドから生まれる商品は、着物や帯などの和素材をアップサイクルした一点物のハンドメイド雑貨です。商品は全て障害のある方が心を込めて作っており、その丁寧な手作業が感じられるあたたかさや、伝統素材の奥深さが特徴です。日常の生活に彩りを添えるアイテムとして、多くの人に愛されることでしょう。
ギャラリーでの展示販売
現在、商品は大阪の谷町エリアにある「絆」直営ギャラリーで展示・販売されています。このギャラリーは、障害のある方が制作した手作り雑貨に直接触れることができる空間として、地域の人々に「見て・知って・応援できる」場所を提供することを目指しています。また、なんばマルイをはじめとした様々な商業施設でのPOP UP SHOPも開催され、広い範囲で“しごと”の魅力と和文化の美しさが伝えられています。
ギャラリー詳細
〒540-0012 大阪府大阪市中央区谷町2-3-4 サンシャイン大手前ビル7F
営業時間:平日10:00~17:00
予約:不要
支払方法:現金、PayPayなど
自分らしく働ける社会を目指して
株式会社絆ホールディングスは、「ものつくり」事業を通じて、利用者が“自分らしく在れる場所”や“自分らしく働ける機会”を持てる社会の実現を目指しています。商品販売に留まらず、働くことの喜びや自信、社会とのつながりを大切にし、利用者が誇りを持てる環境を整えていくことが目標です。
このような取り組みを通じて、障害のある方が活躍できる場所を増やすことで、社会全体にポジティブな影響を与え、共生社会を実現することを目指しています。
企業情報
株式会社絆ホールディングスは、「大阪を世界一ユニバーサルな街にする」という企業理念のもと、社会性と事業性の両立を目指しています。代表取締役社長の下川弘美が指揮をとり、障害者の自立や子ども支援に力を入れています。設立は2012年1月、事業内容は障害福祉事業、フリースクール事業など多岐にわたります。
もっと詳しい情報は、
公式サイトを御覧ください。