どくさいスイッチ企画の新作短編集『殺す時間を殺すための時間』が登場

どくさいスイッチ企画の新作短編集がついに登場！

2024年10月31日、待望の超短編集『殺す時間を殺すための時間』が発売されます。お笑い界に新風を巻き起こしているどくさいスイッチ企画が、独自の視点で描く短編が60編収められています。この作品は、Web小説サイト「カクヨム」に掲載されていたストーリーを基に、さらに進化させたものとなっています。

本書の特徴

本書には、笑いあり、感動あり、そしてどこか不穏な雰囲気が漂う物語たちが詰め込まれています。各短編は、日常的なテーマから非日常的な展開まで多彩です。例えば、「こじらせた殺意」では、17歳の少年が抱える過激な思いが描かれ、「違法薬物」では、バンドのファンとの秘めた思いを描写。これに加え、「だいさくせんズについて」では、インディーズ芸人の秘密が明かされます。各ストーリーの結末にはどれも独特なオチがあり、思わず引き込まれます。

特別推薦文と解説文

さらに注目すべきは、お笑いコンビ「春とヒコーキ」の土岡哲朗さんによる推薦文と特別解説文です。彼は、大学の落語研究会時代からの知り合いであり、彼にとってどくさいスイッチ企画は特別な存在です。土岡さんは本書を「笑い、恐怖、優しさ」が詰まった作品だと評し、作品の魅力を引き立てています。また、彼の解説文「殺す時間を殺して」は、作品の深さを理解する上での貴重なポイントとなっています。

読者へのメッセージ

本書は、社会人生活を続けながらアマチュアとしてお笑いの舞台に立ち続けているどくさいスイッチ企画が手掛けたもの。アマチュアファイナリストとしてR-1グランプリで話題をさらった彼が、自身の体験や考えを短編という形で表現する意義は大きいです。読者はこの作品を通じて、彼のユーモアと真摯なメッセージを感じ取ることができるでしょう。