GitLabが新たに展開するグローバルパートナープログラム
米サンフランシスコに本社を構えるGitLabは、DevSecOpsライフサイクルを単一のアプリケーションでカバーするプラットフォームを提供しています。この度、GitLabはサービスパートナーとテクノロジーパートナーから成る新しいグローバルパートナープログラム「GitLab Partner Program」を発表しました。本プログラムは、顧客がGitLabの持つプラットフォームの価値を最大限に引き出せるように設計されています。
パートナープログラムの目的
GitLab Partner Programの主な目的は、企業のDevOpsデジタル化を推進するためのワンストップショップを提供することです。具体的には、GitLabの独自技術やサービスを利用することで、パートナーが顧客に対して高価値の提供ができるようになります。このプログラムによって、GitLabは既存のパートナーコミュニティを通じて新たな戦略的提携を結び、顧客リーチを拡大することを目指しています。
新たなパートナーシップの構造
GitLabは、これまでの階層型や免許制のパートナープログラムの代わりに、新たなインセンティブを基にした構造を採用しています。このプログラムでは、パートナーは自社のスキルを活用し、共に成長できる環境を作ることが奨励されます。これにより、組織全体がDevOpsエコシステムにおいてその能力を高めることが可能となるのです。
マイケル・ホッジス副社長は、「パートナーとの協力を通じて、より良いカスタマーバリューを生み出すエコシステムを築いていきたい」と述べています。このようなビジョンのもと、パートナーはプログラムを通じて顧客に対して質の高いサービスを提供することが求められます。
プログラムのトラック
GitLab Partner Programは、以下の3つのトラックで構成されています。
1.
オープン: 再販売業者やインテグレーター向けのトラックで、GitLabの導入や利用を促進するための特典を提供します。
2.
セレクト: DevOps関連専門技術やサービスを提供するパートナーとの戦略的提携を中心としたトラックです。
3.
テクノロジー: GitLabを自社製品に統合する独立ソフトウェアベンダー向けのトラックです。
この構造により、パートナー企業は自社の能力やリソースに応じた最適なプランに参加できるようになっています。
パートナーの声
GitLab Partner Programに関するいくつかのパートナーのコメントを紹介します。HashiCorpのバージン・パテル氏は、「GitLabとの連携により、両社の相乗効果を期待しています。在り方に新しい選択肢を提供する機会になるでしょう」と話しています。
また、2nd Watchのステファナ・ミュラー氏は「新たなパートナープログラムを通じての特典に期待しています。これからもGitLabと共に進化していきたい」と述べました。
まとめ
GitLab Partner Programは、顧客のソフトウェア開発プロセスを最適化し、DevOpsのデジタル化を支援することを目的としたプログラムです。GitLabのワンストップショップを通じて、より多くの企業がDevOpsを取り入れることで、競争力を高めることが期待されています。詳細は公式サイトのパートナープログラムページで確認可能です。
詳細情報は下記リンクからご覧いただけます。