外務省「カオナビ」導入
2025-12-15 10:35:15

外務省がタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入し、デジタル化を加速

最近、外務省がタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入したというニュースが話題になりました。このシステムは、政府全体で進むデジタル化の流れの中で、外交業務の効率化と強化を目的とした重要な一歩です。

カオナビは、株式会社カオナビが開発したタレントマネジメントシステムであり、個々の従業員の経験やスキル、評価をデジタルで管理することができます。特に、今まで手作業で行っていた業務を自動化することで、業務の効率性を大幅に改善します。これにより、より戦略的な人事管理が可能になり、外務省の業務全体の生産性が向上することが期待されています。

このシステムの導入は、株式会社カオナビと合同会社デロイト トーマツとの共同開発によるもので、双方の専門知識を生かした強力なシステム基盤が実現しました。デロイト トーマツのサポートを受けながら、計画的に導入が進められ、11月から本格的な稼働に入る予定です。これにより、在外公館の運営がデジタル化され、よりスムーズな業務運営が期待されています。

「カオナビ」は、単なる人材管理のツールではなく、AIを活用して個々の蓄積されたデータを分析し、人材育成や配置の戦略を加速させることが可能です。労務・勤怠管理の機能も兼ね備え、日常業務の効率化から意思決定に至るまで、多岐にわたるサポートを行います。このように、カオナビは組織の力を引き出し、社会全体の生産性向上に寄与することを目指しています。

また、カオナビでは、官公庁や自治体向けに「カオナビ Government Cloud」という特別なプランも用意しており、セキュリティ評価制度(ISMAP)のクラウドサービスリストにも登録されているため、安心して利用できる環境が整えられています。

カオナビの背後にある理念は、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスです。この理念は、タレントマネジメントのリーディングカンパニーとしての強い信念に基づいています。今後もカオナビは、データとAIを駆使して、人的資本に知性をもたらし、組織の進化を支援し続けるでしょう。

また、株式会社カオナビの設立は2008年で、東京都渋谷区に本社を構える企業です。代表取締役社長の佐藤寛之氏が、タレントマネジメントの分野で真摯に取り組んでおり、社会に対する貢献を続けています。

デジタル化が進む現代において、外務省におけるカオナビの導入は、官公庁の業務改善にとどまらず、今後の労働市場や社会全体の流れにも影響を与える可能性が大いにあります。タレントマネジメントシステムの導入は、まさに未来への鍵と言えるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社カオナビ
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
電話番号

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