介護マネジメント支援
2021-09-21 10:00:09

介護人材不足解消に向けた新たな取り組み「介護ミドルマネジャー育成プログラム」

介護ミドルマネジャー育成プログラムの新展開



2021年7月、厚生労働省によると、2040年に日本の高齢者数がピークを迎える際には、介護人材が約69万人不足する見込みです。この問題に対処するため、離職率の高い介護職員の定着促進や、生産性の向上が急務となっています。また、介護施設はWithコロナ時代においても、サービスを提供し続けなければなりません。このような厳しい状況の中で、介護業界を担うリーダーシップが求められています。

このような背景から、小樽商科大学ビジネススクールとさくらCSが協力し、「介護ミドルマネジャー育成プログラム」を開講することになりました。このプログラムは、実践的な知識や技能を持つ介護マネジメントの専門人材を育成し、業界のさらなる発展を目指しています。

プログラムの内容



「介護ミドルマネジャー育成プログラム」は、64時間にわたる履修証明プログラムで構成されます。小樽商大ビジネススクールは経営学・マネジメント分野を担当し、さくらCS教育事業部が介護経営とケアマネジメントを担当します。この両者が連携して行うことで、参加者は介護分野の専門知識とマネジメントスキルを同時に学ぶことができます。

さらに、プログラムでは就職活動に対する支援も行われます。さくらCSの人材サービス事業部がサポートを提供し、受講者はキャリアカウンセリングを受けられます。特に新型コロナウイルスの影響で職を失った方や、異業種からの転職を希望する方を対象にしていますが、現在介護職員として活躍している方々の参加も歓迎されています。

教育は全てオンラインで行われ、介護技能実習については、最先端のVR(バーチャルリアリティ)技術を利用した非接触型の形式で行われます。今年度の受講料はなんと無料です。

小樽商科大学とさくらCSの信頼ある背景



小樽商科大学ビジネススクールは、2004年に設立され、東北以北で唯一のビジネススクールとしての地位を確立しています。地域の経済活性化に寄与することを目的に、ビジネスリーダーやイノベーターの育成に注力しています。

また、さくらCSホールディングスは、2002年から「高齢者生活支援」「介護人財の養成」「就業サポート」の3つの事業を柱に、地域コミュニティの中で世代を超えた交流を生み出すことを目指しています。

お問い合わせ先



プログラムに関する詳細は、以下の連絡先までお問い合わせください。

介護業界の将来を支える人材育成に向け、積極的に学び、成長する機会を手に入れましょう。無理をせず、できることから新たなステージへの扉を開いていきましょう。

会社情報

会社名
国立大学法人 北海道国立大学機構 小樽商科大学
住所
北海道小樽市緑3丁目5番21号
電話番号
0134-27-5200

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