夏の風物詩を楽しむ京都「高台寺十牛庵」の贅沢コース

京都・東山の料亭で楽しむ夏

京都・東山に位置する「高台寺十牛庵」にて、夏の風物詩である鮎と鱧をふんだんに使った特別コースが2025年6月1日から提供されます。この季節毎に多くの食通が心待ちにしている、贅沢な逸品を是非お楽しみください。

古来より愛され続ける鮎と鱧

鮎は、古代より朝廷に献上されたとされる貴重な魚。「香魚」とも称されるこの川魚は、特有の香りが特徴で、ふっくらとした身は食べごたえがあります。鱧は、流通が未発達な時代にも生きたまま運ばれるほどの生命力を持つ貴重な海の魚で、特に祇園祭では欠かせない存在です。

鮎と鱧を味わうコースメニュー

本格的な夏の始まりを告げる鮎と鱧を使った高台寺十牛庵のお勧めコースをご紹介します。6月から8月にかけて、脂が乗り身が引き締まった鮎と鱧を使用した、旬の食材を贅沢に堪能できます。

昼のコース

- 金額: ￥25,300（消費税・サービス料込み）
- 内容: 先付、お椀、向附、焼物、八寸、焚き合せ、香の物、ご飯、止椀、菓子、一服

夜のコース

- 金額: ￥88,550（消費税・サービス料込み）
- 内容: 先付、お椀、向附、焼物、八寸、焚き合せ、香の物、ご飯、止椀、水物、菓子、一服

なお、仕入れ状況によりメニューは変更されることもあるため、事前にご確認ください。

部屋焼きの特別体験

「高台寺十牛庵」では、特設の個室にて部屋焼きで新鮮な鮎を楽しむユニークな体験も提供しています。炭火の香ばしい香りや、調理する音、焼きたての鮎の旨味をその目の前で楽しむことができる、五感を使った贅沢な体験です。この機会に、熟練の料理人の技術を間近で見ることができるのも、特別な魅力です。

「高台寺十牛庵」について

「高台寺十牛庵」は、2017年に設立された株式会社ひらまつが運営する初めての料亭で、全体が約2000坪の広大な敷地に存在します。築110年の数寄屋造りの館や、庭師・七代目小川治兵衛による美しい日本庭園が広がり、四季折々の表情を楽しむことができます。

この美しい空間で、日本の料亭文化を存分に体感してみてはいかがでしょうか。