介護ロボットの未来を共に創る募集案内
神奈川県では、介護事業所の課題解決に貢献するための新たな取組として、介護ロボットの改良を進める企業を募集しています。このプロジェクトは、地域の福祉向上とロボット技術の普及を目指す「さがみロボット産業特区」に基づき、生活支援ロボットの実用化を促すものです。
募集概要
募集対象企業
対象となるのは、神奈川県内で活動する在宅型介護事業所に焦点を当て、自社製品の介護ロボットを改良する企業です。この取り組みを通じて、具体的な課題に対して実効性のあるソリューションを提供できる企業を求めています。
募集期間
応募の受付は、令和7年9月17日(水)から10月10日(金)までの約3週間です。この期間内にエントリーを行う必要があります。
開発企業の選定
選定は令和7年10月中旬に行われる予定で、外部の専門家で構成される審査会によるプレゼンテーション審査が実施されます。もし応募件数が10件を超えた場合には、予備審査も設定される可能性があります。
募集内容
介護事業所の具体的な課題を解消するため、介護ロボットの改良及びその効果を検証するための開発を行う企業を募集します。さらに、効果検証を行う介護事業所は、応募者が自ら選定する必要があります。
募集件数
原則として5件の募集を行います。開発企業は各社1プロジェクトのみ応募可能です。
県からの支援
神奈川県は、改良と効果検証にかかる経費の一部を最大750万円(税込)まで支援します。この支援により、プロジェクトの実現可能性を高めることが期待されています。また、事務局が設置する介護ロボットコンサルタントが、現場ニーズに基づく有用な助言も行います。
詳細情報
詳細な募集要項や申込方法については、神奈川県の公式ウェブサイトにて確認できます。
詳しくはこちら
お問い合わせに関しては、神奈川県産業労働局産業部産業振興課にて受け付けており、課長の髙橋やさがみロボット産業特区グループの渡邉がサポートを行っています。
未来の介護を共に切り拓こう
この募集は、地域社会のニーズに応え、高齢者が安心して暮らせる社会を実現する大きな一歩です。興味のある企業はぜひチャレンジしてみてください。皆さんの革新的なアイデアや技術が、福祉の未来を明るくすることを期待しています。