高齢者向けの新しい家賃保証サービスがスタート!エルズサポートとハーツアイズの提携。
新たな家賃保証サービスの誕生
近年、少子高齢化が進む日本では、60歳以上の単身高齢者が増加しています。彼らが賃貸住宅に入居する際の問題点が浮き彫りになってきました。入居者が亡くなった場合、賃貸借契約の解除や残置物の処理は、大家さんや管理業者にとって大きな負担となることがあります。
そこで、エルズサポート株式会社が株式会社ハーツアイズと提携し、高齢者向けの新たな家賃保証サービスを提供する運びとなりました。このサービスは、特に60歳以上の単身高齢者を対象としており、亡くなった場合の賃貸契約の解除や残置物処理にかかる手続きをスムーズに行うための「死後事務委任契約」を組み込んでいます。
背景とサービスの狙い
単身高齢者の入居者が増えている昨今、賃貸物件の管理は一層難しくなっています。処理すべき荷物が長期間放置されることや、相続人の所在が不明であることが課題です。また、2025年の住宅セーフティネット法改正により、高齢者を含む住宅確保要配慮者への支援が必須になると見込まれています。
これを受け、エルズサポートは、家主や管理会社が高齢者に賃貸住宅を提供するにあたっての安心材料を整えるべく、ハーツアイズと連携を強化しました。具体的には、サービスを利用することで、入居者が死亡した際の賃貸借契約の解除や、残置物の処分をスムーズに行うサポートが得られます。
サービスの特徴
提供されるサービスにはいくつかの特徴があります。まず、契約内容には「残置物の処理等に関するモデル契約条項」が含まれており、適正に荷物の処理が行えるようになっています。さらに、エルズサポートの家賃保証サービスがセットになっているため、家賃やサービス利用料の未収リスクからも守られます。これにより、大家さんや管理会社は安心して高齢者の入居者を受け入れることができます。
今後の展望
エルズサポートは、この新しい家賃保証サービスを通じて、単身高齢者が安心して住める環境作りを推進していきます。さらに、家主や管理会社の業務効率を改善し、高齢者の生活をより安全にサポートするためのシステムの充実を目指しています。
また、法改正や市場のニーズの変化にも柔軟に対応し、入居者の意思を尊重した運営を目指すとともに、賃貸市場全体における高齢者への支援を成功させるモデルケースとして、このサービスが発展することが期待されています。
エルズサポート株式会社の概要
エルズサポートは2007年に設立され、東京都中野区を本拠地として、家賃債務保証事業やリフォーム・リノベーション事業を展開しています。今後も地域に根ざしたサービスを提供し、高齢者支援の先駆者としての役割を果たしていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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エルズサポート株式会社
- 住所
- 東京都中野区中野2丁目24番11号住友不動産中野駅前ビル19階
- 電話番号
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03-6233-6251