トイレ情報をアップデートするTOIMAPの挑戦
観光DXを推進する株式会社KICKsが、今後の地方自治体や観光協会に向けて、画期的なサービスを提供するキャンペーンを始めることを発表しました。それが、デジタルトイレマップ『TOIMAP』の無料制作キャンペーンです。このキャンペーンは、2025年8月18日からスタートし、地域のトイレ問題を解決する新たな手段として注目されています。
TOIMAPとは?
TOIMAPは、単にトイレの場所を示すだけでなく、各トイレの設備や清潔度評価、バリアフリー対応など、利用者が必要とする詳細な情報を提供するデジタルマップです。特に観光客や子育て世代、高齢者、障がいを持つ方々にとって、安心して外出できる環境作りに寄与します。
八王子まつりでの実績
さらに、TOIMAPは既に八王子まつりでの公式トイレマップとしての採用実績があり、約70万人の来場者に利用されました。このイベントでは、約12,000回ものトイレ情報を提供し、来場者からは「安心してお祭りを楽しめた」との高評価を得ました。この成功事例は、地域のトイレ問題解決に向けたTOIMAPの強みを証明しています。
データ活用によるインフラ整備
TOIMAPの真価は、トイレの場所情報に留まらず、それを通じたデータの可視化にもあります。八王子まつりで得たトイレの使用データを分析することで、来場者の動きやニーズが分かり、それが次年度以降のイベント運営業務の改善にもつながるのです。具体的なデータ利用事例としては、時間帯別の利用状況を把握することで警備や清掃の効率的な配分が可能になる点や、エリア別ヒートマップで次回の仮設トイレ位置を最適化できることが挙げられます。
無料キャンペーンの詳細
このような価値を全国の地域に広めるために、キャンペーンでは、通常19,800円の制作費が無償となります。自治体や観光協会で保有するトイレ台帳(ExcelまたはGoogle Sheet形式)を提供していただければ、地方専用のトイレマップを即日で公開することが可能です。この仕組みにより、地域への情報提供が促進され、住民や観光客の満足度向上や、地域イメージの向上にも寄与します。
3つの価値提案
1.
住民・来街者の満足度向上: 誰にでも分かりやすい情報提供で地域全体のイメージアップに寄与。
2.
データに基づいた政策立案: 具体的なデータを分析し、住民の声をインフラ計画に反映。
3.
コストを抑えたインフラDX: 無料キャンペーンに参加することで、データ整備の効果を実感。
CEOのメッセージ
株式会社KICKsの代表取締役、山本 健人氏は、「自らの外出時に感じたトイレに対する不安がこの事業の発端」と語ります。彼は、研究を通じてトイレの問題が個人の悩みだけでなく、多くの人が直面する社会課題であることを確信したと言います。この取り組みにより、誰もが安心して暮らせるインクルーシブな社会の実現を目指しています。
お問い合わせ
本件に関する詳しい情報や無料制作キャンペーンへの参加要望は、
TOIMAP公式サイトからお知らせください。地域のトイレインフラを刷新し、安心な社会を共に作り上げましょう!