自宅で安心検診
2021-01-06 11:00:05
リモート臨床試験サービスの導入で自宅でも安心検診が実現
リモート臨床試験サービスの新たな一歩
食品臨床試験を行う未病ライフサイエンスが、COVID-19の影響に対応する形でリモート臨床試験サービスを開始しました。このサービスは、郵送検診と電子データ収集(EDC)を活用し、参加者が自宅で簡便に健康診断を受けられることを目指しています。
サービスの特徴
1. 自己採血型の郵送検診
このサービスでは、自己採血キットが導入されており、血液や唾液、便といった採取が自宅で可能です。これにより、必要な検査を受けるために医療機関を訪れる手間が省け、自宅で行えるため、リスクが大幅に低減されます。検査項目は個別のニーズに応じて設定できるため、よりパーソナライズされたアプローチが実現できます。
2. EDCの導入
医療のデジタル化が進む中で、EDCシステムを用いることで、診療記録や各種検査結果がリアルタイムでデータベースに統合されます。これにより、被験者は専用アプリを通じて日々の健康データを簡単に管理することが可能となります。
サービス導入の背景
未病ライフサイエンスは、主に未病領域での食品臨床試験を専門とするCROとして、さまざまなサービスを提供してきました。しかし、2020年初頭からのCOVID-19パンデミックは、臨床試験の運営に多くの課題を突きつけました。医療機関では感染対策が求められ、患者と医療機関の接触を最小限に抑える為にさまざまな手法が検討されました。特に、健常者を対象とした食品臨床試験では、来院の必要がないにもかかわらず検査のために訪れる必要性が課題となっていました。この状況の中で、リモート臨床試験の必要性が高まりました。
私たちの提供する安心
リモート臨床試験の最大のメリットは、全工程を非対面で行える点です。被験者の募集から同意取得、さらにデータ収集まで、すべてのプロセスがオンラインで完結可能です。これにより、医療機関や参加者の接触機会を減らし、COVID-19によるリスクを大幅に削減します。
さらに、主催者によるクラスター発生のリスクもゼロに近づけることが期待されています。
効率化とデータ品質の向上
このサービスの導入により、臨床試験の効率化も実現可能です。必要なデータを過不足なく収集し、EDC上に連携することで、入力や照合作業を最小限に抑えることができます。これにより、医療機関やモニターの工数を50%以上減少させることができます。さらに、迅速なデータ固定や統計解析が実現されるため、高精度な結果が得られることが可能となります。
未来に向けた展開
今後もリモート臨床試験サービスを基に、EDCの利用を拡大し、ニーズに応じた柔軟な遠隔検査への対応を進めていきます。また、機能性表示食品や特定保健用食品の開発支援を中心に、来院検査と組み合わせたハイブリッドな臨床試験の実施など、多彩な選択肢を提供していく所存です。
評価対応商品とお問合せ
対応可能な製品には、機能性表示食品、特定保健用食品、サプリメントなどが含まれます。詳細な情報やお問合せについては、未病ライフサイエンスの公式サイトをご覧ください。これからも私たちは、健康で安心な社会の実現に向けて努力していきます。
会社情報
- 会社名
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未病ライフサイエンス株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田三崎町2-18-4徳栄ビル6F
- 電話番号
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03-6256-9600