CACがSailPointのアイデンティティ管理サービスを提供開始へ

CACが新たにSailPointソリューションを導入

株式会社シーエーシー（CAC）は、SailPoint Technologies Holdings, Inc.との間にサービスパートナーシップ契約を結び、2025年11月25日からSailPointを活用した「アイデンティティ・ガバナンス強化サービス」を開始します。このサービスは、企業がデジタルアイデンティティとアクセス権限を統合管理することを目的としています。

SailPointとは何か

SailPointは、企業向けアイデンティティセキュリティ分野でのリーダーです。組織がアプリケーションやデータへのアクセスを大規模かつ迅速に管理・保護できるようにサポートしています。このインテリジェントで拡張性のあるプラットフォームは、企業のセキュリティを強化し、変化する脅威に対抗できる姿勢を提供します。

サービス提供の背景

最近では、クラウドサービスやリモートワークの普及の影響で、企業が管理しなければならないアイデンティティやアクセス権限が増加しています。不適切なアクセス権限がセキュリティリスクやコンプライアンス違反を引き起こす可能性があるため、企業における統合的なアイデンティティ管理の重要性が高まっています。これは、CACが本サービスを提供する決定を促す要因の一部です。

本サービスの特長

CACの「アイデンティティ・ガバナンス強化サービス」は、以下の特長を持っています。

1. 導入・実装支援: 顧客のニーズに合わせて最適なSailPointソリューションの導入を支援し、アイデンティティ管理の現状分析から要件定義、設計、実装、テストまでを一貫してサポートします。

2. 一元管理基盤の構築: 企業システム全体でのユーザーアイデンティティとアクセス権限を統合的に管理し、可視化を実現します。これにより、どのユーザーがどのシステムにどの権限を持っているのかを明確にし、適切なアクセス制御を実現します。

3. 自動化されたガバナンスプロセスの導入: アクセス権限のレビューやプロビジョニングを自動化し、業務プロセスに応じたガバナンス機能を提供します。これにより、運用負荷を軽減しつつセキュリティを強化します。

CACの強み

CACは、SailPoint社のデリバリーサービスパートナーとしての強みを活かし、SailPointの導入から運用支援、継続的なガバナンス運用までを提供します。さらに、他のサービスと組み合わせることで、アイデンティティ・ガバナンスとITインフラを統合的に管理し、安全で効率的なデジタルワークプレース環境の実現が可能です。