株式会社コルクが3DGSビューアをLoD対応に刷新
株式会社コルクが提供する「KOLC+」の3DGSビューアが、最新のLoD(Level of Detail)技術に対応しました。これにより、1GBを超える大規模な3Dファイルを迅速に、かつ高品質にWeb上で共有できるようになりました。
開発の背景
3D Gaussian Splatting(3DGS)は、2013年に登場以来、建設業界でのデジタルツイン化や進捗管理に大いに役立つ技術として注目を集めてきました。しかし、建設現場で扱う3DGSのファイルサイズは、大規模になることが通常で、それに伴いデータのスムーズな共有が課題となっていました。この課題に対処するためには、LoD技術の導入が必要不可欠でした。
2026年には、3DGSレンダリングエンジンのオープンソースソフトウェアがLoD対応を図り、株式会社コルクはそれをいち早く採用。従来の3DGSビューアを全面改修し、広大な建設シーンをブラウザ上でストレスなく描画・共有できる環境を整えました。
LoD技術とは何か
LoD(Level of Detail)とは、ユーザーが視点を移動させた際に、距離に応じてデータの描画精度を自動で調整する技術です。これにより、遠くのオブジェクトは粗く、近くのものは詳細に描画され、データの読み込みがスムーズになります。3DGSファイルを事前に分割・最適化することにより、最小限のデータを効率良く読み込み、パフォーマンスを向上させます。
主なアップデート内容
新たに導入されたLoD対応により、以下の項目が可能になりました:
- - 3DGSレンダリングエンジンのLoD対応
- - SOG形式(.sog)やKSPLAT形式(.ksplat)への対応
- - キーボード操作によるウォークスルー機能
これにより、ユーザーはより直感的に3Dデータを操作でき、現場の状況をリアルタイムで把握できるようになります。また、大規模なプロジェクトにおいても、従来の数分から数秒で初期表示が完了するようになりました。
KOLC+のその他の機能
KOLC+は、日本国内サーバーで運営され、以下のような機能を提供しています:
- - PLY(圧縮/非圧縮)、SPZ、SPLAT、KSPLAT、SOG等、様々な形式に対応
- - PLY形式のデータは、変換処理により配信サイズを1/8に圧縮可能
- - スマートフォンやタブレット(iPad)からの操作に対応
- - 距離計測や点群表示モードへの切替も可能です
このように、KOLC+は、500社以上の利用者を有し、国土交通省のプロジェクトにも参加している実績のあるサービスです。建設現場における効率的なデータ管理と情報共有を実現します。
会社情報
- - 所在地: 東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル14階
- - 代表者: 堤 正雄
- - 公式サイト: KOLC+
今後も株式会社コルクは、さらなる技術革新を通じてデジタルツイン化の進展に寄与していくことでしょう。