渋谷区オフィスレポート
2024-09-30 15:14:53

渋谷区内オフィス市場の変化を捉えた成約レポート公開

渋谷区内オフィス市場の成約レポート



株式会社アットオフィスが、2024年8月の成約データを基にした渋谷区内のオフィス市場のレポートを発表しました。このレポートでは、鉄道駅から徒歩15分以内の物件に焦点を当て、成約件数や坪単価の分析が行われています。

調査の背景と目的


2024年8月に実施されたこの調査は、渋谷区内のオフィス物件の成約状況を把握することを目的としています。対象としたのは、当社のデータベースに登録された、10坪以上の事務所物件です。 徒歩15分圏内の物件に関するデータを収集し、成約数や坪単価などを分析しました。その結果、渋谷区内のどの駅が活発なオフィス取引を行っているかが明らかになりました。

成約数の傾向


成約数では、渋谷駅がトップとなり、60件という多くの取引が報告されています。続いて明治神宮前駅(57件)、代官山駅(54件)がランクインしました。特に、10~30坪の小さなサイズのオフィス物件は、明治神宮前駅が29件と最多で、代官山駅も28件と好況を示しています。

一方、30~50坪の成約は渋谷駅が(16件)と最も多く、100坪以上の物件についても渋谷駅がリーダーシップを発揮しました。このトレンドは、企業のオフィス戦略において、駅近物件の需要が高まっていることを示唆しています。

坪単価の解析


坪単価に関しては、明治神宮前駅が25,702円で最も高い価格を示しました。原宿駅や代々木八幡駅も高坪単価を記録しており、このエリアにおけるオフィス市場の魅力を反映しています。また、坪数別に見ると、10~30坪のカテゴリーでは代々木上原駅と代々木八幡駅が28,150円と高値を記録しています。

30~50坪のオフィスは、原宿駅が28,311円で最も高い坪単価を示し、渋谷駅も安定した高価格を維持していく見込みです。

データの集計方法


この調査では、各駅と物件の緯度経度情報から駅までの距離を計算し、徒歩15分圏内の物件の数や坪単価を算出しています。また、複数の駅に該当する物件は、各駅ごとにカウントされており、同一ビル内の複数の貸室も計上されています。これにより、より正確なデータが収集されています。

今後の展望


渋谷区内のオフィス市場は、今後も成約数や坪単価が動向を大きく左右する可能性があります。アットオフィスでは、この調査を基にさらなるデータ分析を行い、オフィス移転に関するサービスを向上させていく予定です。企業の新しいチャレンジをサポートし、中小ビルオーナーへのリーシング協力も行っていきます。

さらに詳細なレポートは、こちらからご覧ください


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