新型インクジェットプリンタVideojet 1880Cの特徴
印字やマーキングを手掛けるビデオジェット社(東京都江東区)が、新たに発売した業務用インクジェットプリンタ「Videojet 1880C」は、顔料インクを使用しながらメンテナンスや取り扱いの煩わしさを大幅に軽減したことで注目されています。特に、製造番号や賞味期限などの印字において需要が高いこの製品は、顔料インクの特性を最大限に引き出し、多様な製品への応用が可能です。
印字の視認性向上
一般的に、インクジェットプリンタでは染料インクが使われることが多いですが、暗色の対象物への印字では顔料インクが選ばれることがあります。Videojet 1880Cは、暗い背景でもクリアな印字が実現できるため、製品情報の伝達が確実に行えます。このプリンタは、顔料インク特有の「沈殿問題」や「メンテナンスの複雑さ」を克服するために設計されています。
顔料インクの利点
顔料インクを使用することによる利点は、「見た目」の印字の鮮やかさだけでなく、以下のような性能向上にもつながります。
- - 転写のしにくさ: 特に可塑剤を含むプラスチック製品に対しては、印字部分が他の製品に移行しにくいため、製品の見栄えを保ちます。
- - 耐光性の向上: 日光にさらされても、染料インクに比べて退色しにくく、長期間にわたって色を保持します。
- - 転写が起こりにくい: 電線やケーブルの印字後に積み重ねる場合にも、転写のリスクを軽減できるため、特に保管や運搬において心強いメリットがあります。
二つの顔料インクタイプに対応
Videojet 1880Cは、硬質顔料インクとソフト顔料インクの両方に対応しています。硬質顔料は特に暗色物体へのコントラストが優れ、耐日光性も高いですが扱いが難しい一面があります。一方、ソフト顔料は扱いやすさがあり、沈殿速度が緩やかで印字品質が安定しますが、メリットはそれほど目立ちません。どちらのインクも、特有の課題に対処するために設計こそ異なりますが、Videojet社はその両方に適した機能を盛り込んでいます。
メンテナンスが容易
このプリンタの大きな特徴は、メンテナンスの簡便さです。Videojet 1880Cは、特殊な設計によっていたってシンプルに保守作業が行えます。ユーザーは年に一回、中央部にある「サービスモジュール」というパーツを交換することで、まるで染料インクプリンタのような手軽さでメンテナンスが完了します。また、最大4週間使用しない状況にも耐えられるため、業務の合間にプリンタを長く止めてしまっても、スムーズに再稼働が可能です。
カラーバリエーションの豊富さ
Videojet 1880Cでは、様々な色のインクが用意されているため、印字の色をブランドカラーに合わせたり、識別しやすくするために特定の色を選択することができます。これにより多様なビジネスシーンに対応可能です。
まとめ
ビデオジェット社のVideojet 1880Cは、顔料インクの特性を生かした革新的な設計と、メンテナンスの容易さを兼ね備えた印字機器です。さまざまな業界での応用が期待されるこの製品は、印字の品質向上はもちろん、業務効率の改善にも寄与します。
製品に関する詳しい情報や資料は、ビデオジェット社の公式サイトをご覧ください。