水素社会の未来を語るパートナーシップ
西日本最大規模の水素・燃料電池関連展示会「H2 POWER WORLD OSAKA」が今年も開催されます。このイベントは再生可能エネルギーと水素技術に焦点を当て、地域や業界の将来についての対話の場として注目されています。特に、山梨県が行う特別講演には大きな期待が寄せられています。
特別講演の詳細
山梨県は11月21日(金)12:30から13:30にかけて、インテックス大阪6号館のカンファレンス会場において特別講演を実施します。この講演では、水素社会の実現に向けた取り組みについて、県内のキープレイヤーたちとのパネルディスカッション形式で進行される予定です。
登壇するのは、山梨大学の水素・燃料電池ナノ材料研究センター長、飯山明裕氏を司会に、山梨県知事政策補佐官の宮崎和也氏、株式会社YHCの統括執行役員坂本正樹氏、サントリーHD株式会社の下野晋平氏などです。これにより、各企業や団体の協力によって水素社会の未来を築くための取り組みを深く掘り下げていく予定です。
やまなしモデルP2Gシステム
特別講演では「やまなしモデルP2Gシステム」というテーマが取り上げられます。このシステムは、再生可能エネルギーからグリーン水素を生成し、持続可能な社会の実現を目指すものです。山梨県がこのモデルをどのように実践し、具体的な成果を上げているのか、その過程での挑戦や学びについてお話しされます。具体的には、再生可能エネルギーをどのように活用し、その結果生まれるグリーン水素が地域社会にどのように貢献するのかが焦点となります。
展示会と出展社プレゼンテーション
H2 POWER WORLD OSAKA自体は、11月19日(水)から21日(金)にかけて開催され、約200社が出展し、15,000人が来場する見込みです。山梨県のブースは、6号館のSC1-5に位置しています。
また、特別講演とは別に山梨県は、出展社プレゼンテーションも行います。こちらでは、山梨大学の飯山センター長が登壇し、「山梨県の水素・燃料電池における産官学の取組」について詳しく紹介してくれる予定です。このプレゼンテーションは11月20日(木)12:30から13:00に実施予定です。
今後の展望
山梨県は再生可能エネルギーを基盤とした水素技術の推進を強力に進めており、持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続けています。この展示会や講演が、地域の企業や研究機関、行政などの連携を深めるきっかけとなり、さらなるイノベーションを生むことが期待されます。約15,000人が集まるこの場で、未来の水素社会の在り方を一緒に語り合い、具体的なアクションに繋げていくことが重要です。
皆様もぜひ、当日会場に足を運び、山梨県が描く未来のビジョンについて直接触れてみてはいかがでしょうか。