震災30年に向けて未来へ繋ぐ花火「白菊」の物語
3月11日は、日本の歴史における悲しい日であり、多くの人々にとって、忘れられない記念日です。この日、東日本大震災により福島を中心とした地域が大きな被害を受け、多くの尊い命が奪われました。この震災を記憶し、犠牲者を追悼するイベントとして、毎年釜石市で打ち上げられる花火「白菊」があります。2020年から始まったこのプロジェクトは、震災の記憶を風化させることなく、未来へと繋げるという重要な役割を果たしています。
魂の花火「白菊」の起源
花火「白菊」は、新潟県長岡市の花火師、故・嘉瀬誠次氏が創作したものです。この花火は、シベリアで命を落とした戦友を弔うために作られたもので、その後、長岡市内でも打ち上げられるようになりました。特に、終戦記念日や長岡空襲の日には、多くの人々の思いが込められた打ち上げが行われています。2020年からは、彼の子息である嘉瀬晃氏の尽力により、岩手県釜石市でも震災犠牲者を慰霊するための打ち上げが実現しました。
未来を見据えた新たな挑戦
2026年3月11日、東日本大震災から15年の節目を迎えます。この日、釜石市において再び「白菊」が夜空に華やかに咲くことが期待されています。これは「震災から30年となる2041年まで、白菊を上げ続ける」という壮大な目標の第一歩となります。しかし、年月が経つにつれ、資金の面で厳しい状況が続いていることも事実です。実行委員会である「3・11祈りと絆『白菊』実行委員会」では、クラウドファンディングを開始し、支援を呼びかけています。募集期間は2026年3月6日までです。
生きる力を共に支えるプロジェクト
今回のクラウドファンディングでは、岩手県の特産品や地元の食材などもリターンの一部として用意されています。支援を通じて、釜石の食、鉄道、ラグビーといった地域資源を活かしつつ、復興を記憶にとどめる素晴らしい試みです。また、花火の打ち上げ当日は、SNSでのライブ配信も計画されているため、自宅からでもその瞬間を共有することができます。
思いを込めて祈りを届ける
「白菊」に寄せる思いは、単なる花火の打ち上げではありません。多くの方々の祈りと絆を形にする重要なプロセスです。支援を通じて、参加するすべての人々がひとつの想いでつながることができます。私たちがこのプロジェクトに関わることで、震災の記憶を風化させることなく、次世代へその思いを伝えていくのです。
今後の活動
このプロジェクトが成功裏に進むことを願うとともに、2026年の打ち上げが多くの人々にとって意義深いものになることを期待しています。私たちが一緒に花火を打ち上げることで、何年経ってもその思いを絶やさず、未来に希望を繋げていきましょう。支援が必要なこのプロジェクトに、多くの方々のご協力をお願い申し上げます。
お問い合わせ先
詳しい情報や支援については、以下の連絡先にお問い合わせください。
岩手県釜石市でのこの取り組みは、私たちの未来に希望をもたらす重要なプロジェクトです。一緒にこの花火を未来へと繋いでいきましょう!