今年も盛況!「スポGOMI大会 in 泉佐野」が開催
2025年12月7日、大阪府泉佐野市のりんくうタウンで「第5回 スポGOMI大会 in 泉佐野」が、泉佐野市との共同で開催されました。この大会は、環境保全意識を高めることを目的にした活動の一環として行われており、参加者たちは楽しみながらゴミ拾いに挑戦しました。
初の開会式と参加者の意気込み
開会式は泉佐野市長の千代松大耕氏の挨拶からスタート。16チーム67名の参加者たちは「ゴミ拾いは、スポーツだ!」という合言葉と共に、競技が開始されました。
競技エリアは、りんくうタウン駅を中心に外周約3.1kmの道が設定され、晴天の青空の下、大阪湾を背景にした美しいロケーションで行われました。制限時間は1時間。参加チームは、アウトレット周辺や駅周辺の歩道を駆け巡り、ゴミを集めました。
競技の結果
競技の結果、全参加チームによる総回収量は約70.25kg。優勝は地元の清掃会社から参加した「くまたん2025」チームで、回収量は約18.73kgに達しました。このチームには表彰状と共に「プレミアム・アウトレットお買い物券」や、泉佐野市内の加盟店で使える「さのぽポイント」が贈呈されました。
他にも特別賞として「泉佐野市賞」や「プレミアム・アウトレット賞」などが用意され、参加者たちの努力がしっかりと評価されました。閉会式ではりんくうプレミアム・アウトレットの支配人、平岡杏奈氏が総括し、これからも地域への貢献を続ける意志を表明しました。
参加者の声と環境意識の高まり
優勝したチームの一員は「2家族で参加して、5人中4人が子供で優勝できて嬉しいです!」と笑顔を見せました。また、他の参加者からも「昨年よりもゴミが少なかった」との意見が寄せられ、地域の清掃活動の効果を実感している声が多く聞かれました。「ゴミ拾いがスポーツに変わるのが新鮮だ」という感想もあり、子供から大人まで幅広い世代が楽しんで参加できたことが印象的でした。
スポGOMIの意義
スポGOMIとは「スポーツで、街をきれいにする!」をテーマにした日本発のエコスポーツです。参加者は定められたエリア内で、制限時間内にチームでゴミを拾ってその成果を競い合います。年齢に関係なく参加できるため、世代を超えて環境問題に関心を持つきっかけを提供しています。この取り組みは、地元のみならず国内外にも広がりを見せており、最近では「日本財団 スポGOMI ワールドカップ」も行われているほどです。
未来に向けて
今後もりんくうプレミアム・アウトレットは、地域との協力や環境保全を推進し、サステナブルな社会への貢献を続けていくことでしょう。参加者たちが一体となって取り組む今回の試みが、よりよい未来を描く一助となりますように。連携の強化と環境意識の高まりを期待して、次回のスポGOMI大会にも注目です。