社会起業家を育成する「COM-PJ」を支える4名の声と挑戦
社会起業家支援プログラム「COM-PJ」は、この度5年目を迎え、過去の採択者に焦点を当てたインタビュー記事を初公開しました。京都リサーチパーク株式会社と株式会社talikiが共催する本プログラムは、社会課題の解決を目指す若き起業家たちの育成に取り組んでいます。これまでに53名が採択され、28件のビジネスコンテストでの受賞を果たしているなど、その実績は目覚ましいものがあります。
COM-PJの取り組みと特徴
COM-PJの特徴は、参加者が成長できるようなサポート体制にあります。プログラムは3カ月間に及び、毎週の進捗フォローや先輩起業家による講義、メンターからのフィードバックなど、多彩な支援が行われます。また、参加者は自らのアイデアや課題意識を実際に検証するためにプロトタイプを作成することが求められ、このステップを通じて事業化の精度を高めていくのです。
この5年の成果として、過去卒業生は社会起業家のコミュニティを形成し、メンタルウェルネスや事業の持続性を重視したサポートを提供しています。メンタル面で不安定になりがちな起業初期においても、参加者が自走できるよう、心のケアや交流の場も大切にしています。
4名の社会起業家の挑戦
新たに公開されたインタビュー記事では、4名のCOM-PJ卒業生がそれぞれのビジョンや経験を語っています。
限界を超えて新たな価値を提案する
1人目のインタビューを受けたのは、株式会社オトギボックスの梶本 大雅さんです。彼は子育てと芸術をつなげる事業展開を目指し、社会的な問題に対する独自のアプローチを持っています。
そして鈴木 粋さん(株式会社モクジヤ)は、創業者同士のつながりを重視し、新たな奨学金制度の構築に意欲的に取り組む姿勢を持っています。これまでの経験を通じて見えた課題を解決するため、起業家たちは果敢に挑戦しています。
未来を見据えた社会起業家の姿
さらに、久保とくみさん(株式会社MiaLuce)や土井実桜さん(株式会社omochi)は、それぞれがんを克服した経験や食の豊かさを広めるための新たな事業に取り組んでいます。彼らの言葉からは、社会課題に対する情熱や仲間との絆が感じられ、豊かな未来を見据えた強い意志が伝わってきます。
影響力を持つ社会イノベーションの場
今年度のCOM-PJでは、35名の応募のうち15名が選ばれ、先輩起業家や様々なメンターによる支援を受けています。最終ピッチが10月20日に開催され、参加者たちは成果を発表する機会を得ることになります。この場を通じて、さらなる新たなビジネスが生まれることを期待しています。社会起業家としての挑戦が生み出すイノベーションは、今後の日本における社会課題解決に向けて欠かせない力となるでしょう。
このインタビューを通じて、社会起業家たちの熱い思いと行動を知ることができ、大変刺激的な内容となっています。興味のある方は、ぜひ詳細をご覧ください。