海上旅客運送業の最低賃金改正審議が本日開催されます
交通政策審議会海事分科会の重要な審議
令和7年10月6日、国土交通省において、海上旅客運送業の最低賃金に関する第2回専門部会が開かれます。この審議は、9月8日に行われた第1回専門部会の続きとして位置づけられており、業界内での賃金の実態を踏まえた重要な話し合いが行われる予定です。
専門部会の構成と目的
今回の専門部会は、各分野を代表する委員から構成されています。公益担当と労働者、使用者をそれぞれ2名ずつ選出し、合計6名による構成です。この構成により、多様な視点から賃金改正について議論ができる体制が整えられています。
前回の議論では、海上旅客運送業における現状を詳しく分析し、最低賃金の改正にはさらなる検討が必要であるとの結論に至りました。今後の議論では、具体的な改正案の内容とその影響について深堀りしていくことが期待されています。
審議の流れと参加方法
審議は、午後1時30分に開始され、約1時間半を予定しています。報道関係者が取材を希望する場合は、10月3日までに登録が必要です。カメラ撮影は会議の冒頭のみ許可されており、その後は会議資料が当日配布されるとのことです。
この専門部会は、海上旅客運送業にとって極めて重要なものであり、将来的にどのような賃金環境が整えられるのか、多くの関係者が注目しています。
国土交通省はこの会議の詳細を、後日同省のウェブサイトにて公開する予定です。今後の動向に是非ご注目ください。