澪とジャイアンツのパートナーシップ
2025-03-27 15:47:10
日本酒「澪」がサンフランシスコ・ジャイアンツの試合で楽しめる!新たなパートナーシップの衝撃
サンフランシスコ・ジャイアンツと宝酒造の新たな提携
米国カリフォルニア州バークレーで和酒の製造・販売を行っているTakara Sake USA Inc.が、メジャーリーグベースボールのサンフランシスコ・ジャイアンツと2025年度のオフィシャルパートナーシップ契約を締結しました。これは、2024年度から契約を結ぶニューヨーク・メッツに次ぐ、MLBとのパートナーシップであり、ファンに新たなる体験を提供することが期待されています。
特に注目されるのは、オラクル・パークでスパークリング日本酒「澪」が日本酒として初めて採用されることです。これにより、野球ファンやイベント参加者は、試合観戦の合間に澪を味わうことができるようになっています。加えて、「澪」のデジタル広告もオラクル・パーク内の様々な場所に表示され、試合観戦中にもその存在を感じることができるでしょう。
「澪」の魅力とデジタル広告展開
「澪」は、甘味と酸味が程よく調和した、日本で非常に人気のあるスパークリング日本酒です。特に、若年層を中心に支持を得ており、2011年に登場して以来、44カ国以上で販売されています。アメリカ市場向けには、2023年10月より新バージョンの「澪」<CRISP>が輸出されるなど、さらなる売上拡大が見込まれています。
今回の提携に伴い、オラクル・パーク内の3塁側LEDディスプレイや球場内9ヵ所のスクリーンで、「澪」のプロモーションが行われる予定です。また、試合当日のテレビ中継中にも動画広告が流れるため、幅広い視認性が確保されます。
地酒の魅力を広める機会
さらに米国宝酒造は、今回の契約を通じてサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地である西海岸ベイエリアにおいて、バークレーの地酒メーカーとしての認知度を高める狙いがあります。ジャイアンツファンは、米国宝酒造の「テイスティングルーム」や「ギフトショップ」、さらには「サケミュージアム」を訪れることで、SAKEを直接試飲したり、和酒について学んだりする貴重な機会を手にすることができます。
宝酒造のグローバル戦略
宝酒造インターナショナルグループは、今回の取り組みを通じて、日本食文化の世界的な浸透に寄与することを目指しています。特に、米国、香港、英国、台湾といった重点エリアにおいて、新規ユーザーを獲得するための施策を強化しています。その背景には、「Smiles in Life~笑顔は人生の宝~」というビジョンがあります。このビジョンを実現するため、宝酒造は世界中の人々に和酒と日本食の素晴らしさを伝え、より豊かな食生活を提供していきたいと考えています。
サンフランシスコ・ジャイアンツの魅力
サンフランシスコ・ジャイアンツは、メジャーリーグの中でも特に歴史のある球団で、1958年にニューヨークからサンフランシスコに移転しました。142年以上の歴史を持ち、現在のオラクル・パークでの試合は、優れた環境での観戦体験を提供しています。オラクル・パークは、持続可能な建物に対する認定制度であるLEED認証を持つ球場としても有名で、「環境への配慮」が感じられるスポーツ施設です。これまでに6000万人以上の観客が訪れ、数々の名シーンを目撃してきました。
結びにかえて
サンフランシスコ・ジャイアンツとの新たなパートナーシップは、澪や日本食文化の普及に向けた一歩を踏み出したことを意味します。日本酒の魅力をアメリカのスポーツシーンに乗せて、多くの人々に伝えていく試みが、今後どのように進展していくのか楽しみです。
会社情報
- 会社名
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宝酒造インターナショナル株式会社
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- 電話番号
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