プライド月間に合わせたコラボイベント:心の健康と多様性を考える
メンタルヘルスケアアプリ「アウェアファイ」を提供する株式会社Awarefyと、ジェンダーやセクシュアリティについてのマンガメディア「パレットーク」を運営する株式会社TIEWAは、2024年6月24日にコラボイベントを開催しました。プライド月間に合わせて企画されたこのイベントには、200名以上の参加者が集まり、オンラインで熱気あふれる議論が繰り広げられました。
イベントの背景:LGBTQ+コミュニティとメンタルヘルス
イベント開催の背景には、LGBTQ+コミュニティが抱えるメンタルヘルスの課題がありました。社会的な偏見や差別、孤立感など、多くの困難に直面する現実があり、メンタルヘルス不調のリスクが高いというデータも存在します。
「パレットーク」が読者に行ったアンケートでは、「メンタルヘルスの問題」が最も取り上げてほしいテーマとして挙げられました。そこで、Awarefyとパレットークは、セクシュアルマイノリティの方が直面するメンタルヘルスの問題や、生きづらさを和らげる心のケア方法について考える場を提供しようと、今回のコラボイベントを企画しました。
イベントの内容:セルフケアからディスカッションまで
イベントは、Awarefyとパレットークの代表による挨拶とサービス紹介からスタートしました。その後、Awarefy所属の公認心理師による心理学レクチャーが行われ、ストレスの理論や「気づく」「対処する」「つながる」の三つの観点からのセルフケア方法がワークを交えながら解説されました。
後半は、事前に募集した参加者からの心の悩みについてディスカッションを行いました。セクシュアルマイノリティ特有の悩み、マイクロアグレッションやマイクロインバリデーションなど、参加者同士で経験を共有し、ストレスやモヤモヤをどのように対処すれば良いのかについて話し合いました。
質疑応答セッションでは、「性的指向が同性のため祖父母に孫を見せられない。期待に応えられなくてつらい気持ちがある」といった具体的な質問も飛び出し、パレットークの編集長と副編集長からはそのつらさへの共感のコメントが、Awarefyのメンバーからは積み重なったモヤモヤとの付き合い方について具体的なアドバイスが共有されました。
今後の展望:心の健康と成長を支えるプラットフォームへ
Awarefyは、今後も「心の健康と成長を支えるデジタル・メンタル・プラットフォームを実現する」というミッションを掲げ、DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)にも積極的に取り組んでいきます。
多様な専門家と連携し、信頼性の高いサービスを提供することで、心の問題を抱えるすべての人が自分の「大切にしたいこと」と向き合える場を創造していくことを目指しています。
AIメンタルパートナー「アウェアファイ」について
「アウェアファイ」は、毎日に寄り添い、気づきを増やすAIメンタルパートナーアプリです。AIメンタルパートナーの「ファイさん」が、あなたのメンタルヘルスケアをサポートします。
認知行動療法やマインドフルネスなど心理学の知見に基づく様々な機能を搭載し、心の健康と成長を優しくサポートします。アプリには、傾聴と共感を重視した対話機能や心のコンディションを分析する機能、マインドフルネス瞑想の音声ガイド、心の課題別の学習コース、豊富な心の診断機能、ストレス対処の行動手法(コーピングリスト)の紹介など、メンタルヘルスに必要なコンテンツが300種以上揃っています。
今後は、個人利用だけでなく、メンタルクリニックや専門機関、地方自治体の相談窓口、法人連携も積極的に進め、心の健康と成長を支えるデジタル・メンタル・プラットフォームの実現を目指します。
まとめ:多様性と包容性を意識したメンタルヘルスケアの重要性
今回のイベントは、LGBTQ+コミュニティのメンタルヘルス問題に対する関心を高め、多様性と包容性を意識した心のケアの重要性を改めて認識させてくれました。
Awarefyとパレットークは、今後もこのようなイベントや取り組みを通じて、より多くの人が自分の心と向き合える機会を提供していくでしょう。