和食給食応援団が青少年向けに日本の食文化を伝える事業を発表
和食の価値や味わいが再評価される中、「和食給食応援団」が10月7日に記者発表を行い、青少年に向けた日本食文化の推進事業を紹介しました。この事業では、食関係者や学校の栄養教諭と連携し、身近な学校給食メニューの提案を行うことを目的としています。
事業の目的
日本伝統の食文化である和食を次世代に継承していくため、和食給食応援団は青少年和食文化の理解と普及を図ります。具体的には、青少年および食関係者に献立提案や和食に関連する情報を発信し、食に対する理解を深めていくことを目指しています。
事業の実施内容
本プロジェクトは平成26年度より続いており、和食料理人たちによる協力のもと、全国の学校でさまざまな活動が展開されています。特に、全国から25の学校が推進校として選ばれ、その地域に縁のある地元食材を活用して和食の献立が開発されます。また、献立開発の過程では和食料理人だけでなく、栄養教諭や学校の栄養職員も積極的に関わり、よりクリエイティブな提案が行われます。
和食給食応援団について
和食給食応援団は、和食料理人と大手食品メーカーが協力し、栄養教育の推進役となるべく活動しているグループです。全国に広がる和食の普及活動には、現在約20名の和食料理人と25社の企業が参加しており、さまざまな地域での取り組みが行われています。
参加料理人と学校の連携
今回の発表では、具体的な訪問予定の和食料理人に関する情報も紹介されました。全国各地での和食文化の普及を進めるため、地元企業や学校に訪問し、調理実演や講演を通じてその魅力を伝えます。例えば、ミシュラン一つ星のシェフによる指導が予定されている学校もあり、希少な機会となることでしょう。
記者発表のタイムスケジュール
発表会では農林水産省、文部科学省をはじめとする関係者の挨拶が行われ、和食の持つ重要性が強調されました。この後、料理人による調理実演も予定されており、参加者には和食の試食が行われる予定です。
最後に
「和食給食応援団」の活動を通じて、和食の発展と青少年への文化継承が進むことを期待しています。この取り組みが一人でも多くの若者に、日本食の素晴らしさを伝える一助となることを願っています。
会社情報
- 会社名
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農林水産省
- 住所
- 東京都千代田区霞が関1-2-1
- 電話番号
-
03-3502-8111