AIによるモノづくりの未来を語る
2025年6月3日、東京都日比谷にて「R&Dイノベーションサミット2025」が開催されます。このイベントは、エンソート合同会社が「日本の強みを最先端技術で変革する」という中心テーマのもと、科学研究開発のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための重要な場と位置付けられています。
AIの進化とDXの加速
近年、AI技術は飛躍的な進化を遂げており、その革新性は産業界に大きな影響を与えています。特にOpenAIの「o3-mini」などの高度な推論モデルや、「AI共同研究者」というエージェント型AIの登場は、AIを活用した研究開発が現実のものとなる可能性を示しています。推論コストの低下や処理速度の向上は、多くの企業にとってAIの導入を現実的選択肢に変えつつあり、これに伴う変化は今後も加速することでしょう。この AIの民主化は、業界におけるパラダイムシフトを引き起こすと期待されています。
日本のモノづくりの再生
こうした中、日本のモノづくりが再び世界をリードするためには、進化し続けるAIを核にした戦略的な変革が必要不可欠です。データと専門知識を結びつけ、リアルタイムで最適な判断ができる「DX2.0」や、「AIX」といった新しい概念が今後のDX戦略において重要になってくるでしょう。これこそが、日本の研究開発がグローバル市場で競争するための鍵となります。
基調対談:時代の先端を行くお二人
サミットでは、科学とコンピューテーションの融合を追求するCdotsの共同創業者である小柴満信氏と、Enthoughtの創業者エリック・ジョーンズ博士が基調対談を行います。特に、小柴氏は半導体業界における競争力強化や経済安全保障について積極的な提言を行っており、ジョーンズ博士は科学技術や機械学習の進展に精通し、独創的な問題解決の手法をもたらしています。両氏の洞察は、AI駆動のDXを深化させるための重要なヒントとなるでしょう。
プログラム内容
さらに、サミットでは組織変革の専門家によるチェンジマネジメントセッションや、マテリアルズインフォマティクスにおけるAI活用事例の紹介、DXリーダーによるパネルディスカッションが行われる予定です。これらを通じて、日本の研究開発の未来を見据える貴重な一日となるでしょう。参加を希望される方は、事前登録が必要ですのでお早めにお申し込みください。
イベント詳細
- - 日時: 2025年6月3日(火)14:00~(開場13:30)
- - 場所: 東京都千代田区有楽町一丁目1-2 東京ミッドタウン日比谷 6F BASE Q
- - 対象者: 研究開発分野の管理職、研究者、経営幹部など
- - 参加費用: 無料
エンソート合同会社は、科学分野のデジタルトランスフォーメーションを推進し、科学研究開発をサポートしています。参加者には、ぜひこの機会を利用して新たな知見を得て頂きたいと思います。詳細については公式サイトをご覧ください。