新鮮な海の幸に出会える「長崎俵物フェア」
2月28日から3月3日まで、東京都中央区の日本橋「長崎館」で「長崎俵物フェア」が開催されます。このフェアは、長崎県の豊かな海の幸を楽しむ絶好の機会です。長崎俵物とは、元禄時代から続く海産物のブランドで、海で育まれた新鮮な素材を使った塩干品やみりん干しが特徴です。特にこの時期、旬の原料を使用した特別メニューが楽しめるのは見逃せないポイントです。
長崎俵物の魅力と歴史
長崎県は九州の最西に位置し、数多くの離島や半島を抱えており、全国でも海岸線が2番目に長い地域です。この地で育まれた海産物は、異国文化を受け入れた歴史を背景に、独自の食文化を形成しています。長崎俵物は、17世紀末の元禄時代にさかのぼり、国内外の物流の拠点として栄えた長崎港から出荷されていました。これにちなんで、現在の長崎水産加工品ブランド「長崎俵物」が復刻されました。
このブランドは、旬の素材のみを使った厳選された製品が集められ、品質が認定されたものだけが「長崎俵物」として流通しています。代表的な商品には、味わい深い塩干品やみりん干しがあり、食通を唸らせる一品です。
フェアの見所
「長崎俵物フェア」では、八芳園のシェフが目の前で調理するオリジナルメニューの試食も行います。シェフの技術を間近で見ることができる上に、食材の調理法やレシピも聞ける貴重な機会です。試食メニューには、腕自慢のシェフが手掛けた以下の料理が含まれます。
1.
燻しいりことゴロッと飛魚のパスタ: セミドライの飛魚を使用し、トマトとオリーブオイルで仕上げた一皿。
2.
あじの干物とハーブのリエット: あじの干物をパテ状にし、バケットにのせた爽やかなアレンジメニュー。
3.
鯛の炙り干物のさつまいもサラダ: 炙り鯛とさつまいもを組み合わせた華やかなサラダ。
それぞれの試食会は、材料がなくなり次第終了となるため、早めの来場をお勧めします。
参加方法と詳細
「長崎俵物フェア」は、日本橋「長崎館」で開催されます。オープン時間は毎日10時30分から16時まで(最終日は15時まで)で、参加は無料です。会場内には「長崎俵物」を使った商品が並ぶ販売コーナーもあり、試食した商品を自宅で再現できるレシピの配布も行います。すべての購入者には、オリジナル保冷バッグがプレゼントされる特典もあります。
この機会に、長崎の海の幸を存分に楽しみ、長崎の食文化に触れてみてはいかがでしょうか。長崎県の魅力を再発見できるこのイベント、ぜひお見逃しなく!