株式会社イマジナが、ビジネスパーソンの「学びの停止」という問題に取り組む新刊『共感価値の設計図〜まだ知られていない、”理念”の本当の価値とチカラ〜』を2025年12月19日、プレジデント社から発行することを記念して、12月2日(火)に講演会を開催します。本セミナーでは日本の社会人の52.6%が自己啓発を行なっていないという現状に焦点を当て、その克服を目指します。
講演会の背景にある問題
現代社会は急速に進化しているテクノロジーに適応する中で、特にAIの台頭が影響しています。ビジネスの現場では、「正解のある仕事」をAIが代替することが予想されるため、ビジネスパーソンには人間力がより一層求められています。しかし、日本においては多くの人が自己啓発のために学ぶことをやめてしまっているのが現実です。
他国に比べて日本のビジネスパーソンは、自己啓発の実施率が非常に低く、これが国際的な競争力の低下につながっています。テクニックに依存した「対症教育」が蔓延し、根本的な「人間力」の教育がなおざりにされているのも一因です。
組織の「Cタイプ人材」の課題
イマジナの代表、関野吉記が3,000社以上の企業で見てきた現場の課題の中で、特に「Cタイプ人材」が問題視されています。彼らは、高いスキルを持ちながら、企業の理念に共感せず、その結果、組織の活力を奪ったり分断したりする存在です。このような人材が一人でもいると、理念が組織に浸透していないと関野は警告しています。この状態では真面目に働く社員の意欲すら削がれてしまうのです。
新しい教育のアプローチ
本セミナーでは、このような社会的課題と組織の病巣に対する具体的な解決策が提案されます。今後のビジネス環境において求められる「人の心を動かす力」を育てるために、イマジナは20年以上の研究を基にした「根本教育」を実践しています。これにより、社員の自己啓発意欲を引き出し、活力ある組織に変革させようという試みです。
関野が提唱するこの新しい教育アプローチは、過去に年間400回以上のトレーニングを実施してきた豊富な経験に基づいています。セミナーでは、計画されている実践術が具体的に紹介され、参加者が明日から即実践できる内容となっています。
対象者と参加方法
このセミナーは、自社の理念を社員にしっかりと伝えたい経営者や管理職、人事担当者に特におすすめです。セミナーへの参加は無料で、オンライン経由で申し込みが可能です。
最後に
AIの時代に突入する今、技術だけに頼るのではなく、根本的な人間力の強化が企業の存続に不可欠になっています。関野は「対症教育」からの脱却を訴え、企業が生き残るためには真の「人間力」を育む必要があると強調します。この機会にぜひ、参加して新しい知識と洞察を得てみてはいかがでしょうか。