ボードゲームで育む未来の可能性
株式会社イー・ラーニング研究所(以下、イー・ラーニング)は、公益社団法人JEO(以下、JEO)の活動に賛同し、秋田県の児童養護施設、陽清学園に「子ども未来キャリア」というボードゲームを無償で提供しました。この取り組みは、イー・ラーニングが全国の児童養護施設と児童心理治療施設を対象に行っているキャリア教育用教材の寄贈活動の一環です。
提供された教材は、「コミュニケーションゲーム」と呼ばれ、参加した子どもたちに対して、コミュニケーション能力や相手の気持ちを考える力を育むことを目的としています。このゲームを通じて、子どもたちは遊びながら自身の考えを言葉で伝える経験を得ることができ、自らの社会的な役割についての理解を深めることが期待されています。
陽清学園のキャリア教育の重要性
陽清学園では、キャリア教育を単なる職業選択や就職準備のための教育と捉えていません。むしろ、子どもたちが自分の興味や可能性を見つけ、社会との関わり方を学びながら将来的な生き方を主体的に考えるための重要な機会としています。
この教育(自立支援)についても、すべてを一人で成し遂げるのではなく、自分で考え、選択する力を育むこと、困難な状況に直面したときには周囲に相談し、必要な支援を受け入れる力を大切にすることを目指しています。具体的な取り組みとしては、毎週日曜日に子どもたちと一緒に食事を決め、買い物から調理までを行うなど、生活スキルを身につけつつ、職員との信頼関係を築く活動があります。
体験会の様子
今回の体験会には、小学生2名、高学年6名、中学生3名の総勢11名の子どもたちが参加。そのうち職員も4名加わり、一緒に「コミュニケーションゲーム」に取り組みました。参加者は、特定の場面で「自分ならどう行動するか」を考えつつ、選んだ理由を他の参加者に説明しました。
また、他の子どもたちの意見に耳を傾けたり、場面の背景や事情を知ることによって、相手の立場や感情を尊重することの重要性を学ぶ機会にもなりました。一部職員の方からは、「子どもたちが自分の考えをしっかりとカードに託し、自らの理由を言葉にする姿勢が印象的だった」との感想をいただき、彼らの考える力や表現力を再確認する良い機会となったと報告しています。
体験後のアンケートでは、参加した11名のうち9名が非常に楽しかったと回答し、10名が「またやってみたい」と答えました。「皆の意見が異なり、面白さを感じた」とか、「自分の意見をしっかりと表現できて良かった」など、ポジティブな感想が多く寄せられました。
今後の展望
この「コミュニケーションゲーム」は、今後も子どもたちが自由に思考を表現し、自己主張する機会として活用される予定です。職員も一緒に参加することで、子どもたちの普段とは違った一面を知ることができ、彼らとの関係づくりに繋がると考えています。JEOのしかけにより、企業が物品提供を通じて地域社会に貢献できる道筋を広げています。今後も、イー・ラーニング研究所は教育および社会、経済へのさらなる貢献を目指していきます。
『子ども未来キャリア』について
『子ども未来キャリア』は、子どもたちが夢や目標を持つことを促すための教育用ボードゲームです。子どもたちにとって学びを楽しむ新たな方法となることを目指し、全国の教育機関への普及を進めています。詳細は、公式サイトをご覧ください。
今後もさまざまな形でBoldeoと共に、未来を見据えた教育活動を展開していくことでしょう。