日本酒の未来を応援する新たなプラットフォーム「CHEERSAKE」
2020年9月15日、MIRAI SAKE COMPANY株式会社が立ち上げたライブコマースプラットフォーム「CHEERSAKE(ちあさけ)」が始動しました。このプロジェクトは、コロナ禍で売上が大幅に減少した酒蔵をサポートし、日本の酒産業の活性化を目指しています。今までの対面での試飲販売やプロモーションが困難になる中、インターネットを活用した新たな売り方が求められています。
コロナ禍の影響
特に、日本酒を選ぶ際には、その風味を体験することが重視されますが、コロナウイルスの影響で数ヶ月間、酒蔵は顧客との接点を失っていました。専門用語が多く、初心者にとっては自分好みの日本酒を見つけるのが難しいため、販売チャネルの変化が求められています。CHEERSAKEは、ECサイト販売の弱点を克服するために設計され、直接消費者と会話しつつ、商品を購入できる新しい形を提供します。
ライブコマース「CHEERSAKE」の特長
CHEERSAKEでは、酒蔵が自らライブ配信を行い、視聴者に直接お酒の魅力を伝えることができます。スマートフォンを使い、どこからでも配信可能で、配信中に視聴者からのコメントにもリアルタイムで応答できるため、双方向のコミュニケーションが確立できます。また、視聴ページで直接購入ができるため、手軽にお酒を手に入れることが可能です。
- - 多様な商品: 限定のお酒や、ペアリングセットなども販売され、一般流通しない名酒が手に入るチャンスです。
- - 試飲体験の代替: 感染症リスクを軽減しつつ、お酒を楽しむ機会を提供します。
配信予定
今後、さまざまな酒蔵が配信を予定しております。
- - 京都府・ハクレイ酒造: 「新商品!Hakurei-01とは!?」9月17日 19:00〜19:30
- - 福島県・人気酒造: 「福島県とカルフォルニアをつなぐ日本酒『Uka』」9月18日 19:00〜19:30
- - 鳥取県・千代むすび酒造: 「千代むすびって知ってます?」9月20日 19:00〜19:30
各酒蔵の特徴や製品について直接知ることで、酒の選び方が変わるかもしれません。
酒蔵の声
千代むすび酒造の岡空聡さんは、「コロナの影響で売上が落ち込んでいるが、このライブ配信を通じて、直接飲み手に自社の魅力を伝えられることは貴重な機会。ぜひ参加してほしい」と期待を寄せています。
日本酒の新しい発見と体験ができるCHEERSAKE。今後の配信に注目して、新たな日本酒の世界を楽しむきっかけにしましょう。