南国酒造が手掛ける新たな芋焼酎「Yamori(白)」
焼酎天国の鹿児島県から新たに生まれた本格芋焼酎「Yamori(白)」が、南国酒造株式会社から4月1日に発売されます。歴史ある造り手の技とこだわりが注ぎ込まれたこの銘柄について、様々な角度からご紹介します。
南国酒造株式会社の歴史と理念
南国酒造株式会社は、1980年に創業した明治23年設立の原口酒造株式会社が前身で、焼酎造りに対する深い愛情と伝統を堅持しています。「良い芋焼酎は良い大地から」という理念のもと、鹿児島県内の焼酎蔵の中で初めて農業生産法人を設立。自らサツマイモを栽培することで、焼酎づくりのさらなる品質向上を目指しています。
同社は令和4年に「南国酒造株式会社」へ名称を変更し、南国リカー株式会社や焼酎維新館と連携しながら、本格的な芋焼酎の製造・販売を行っています。
銘柄名「Yamori(白)」の由来
「Yamori(ヤモリ)」とは、縁起の良い生き物として知られています。家に現れると繁栄や幸運をもたらすという言い伝えがあり、本製品も多くの人たちに愛され、日々の疲れを癒す伴侶となることを願って名前が付けられました。
「Yamori(白)」の味わいとこだわり
「Yamori(白)」は、3年以上にわたって熟成させた古酒を絶妙にブレンドし、優れた口当たりとコクを実現しています。上品で柔らかな香りや、まろやかな甘みが特徴で、オススメの飲み方は60度前後に温めたお湯割りや水割り。
原料には、サツマイモの中でも特に評価の高い「黄金千貫」を使用し、白麹で仕込むことで洗練された風味を引き出しています。焼酎の基幹商品「西海の薫 (せいかいのかおり) 白」を基にしたこの新銘柄は、杜氏の熟練した技術により唯一無二の味わいに仕上げられています。
芋焼酎の素朴で深い魅力
薩摩芋は様々な品種があり、それぞれに個性的な味わいが存在します。白芋系、紅芋系、紫芋系と多岐にわたる品種を使用した焼酎は、風味や香りの多様性が楽しめるため、焼酎好きにはたまらない魅力です。
しかしながら、昨今は基腐病などの影響でサツマイモの収穫が懸念されています。南国酒造は将来的に、異なる原料芋を使った「Yamoriシリーズ」の展開も計画しており、今後の動きが期待されています。
商品情報と販売先
以下、商品の詳細です。
- - 商品名:南国酒造Yamori(白)
- - 容量:1,800ml
- - 度数:25度
- - 入数:6本/ケース
- - JANコード:4544061013716
- - 発売日:2024年4月1日
- - 製造者:農業生産法人南国酒造株式会社
- - 販売元:南国リカー株式会社
- - 年間製造数:1,000本(予定)
取り扱い店舗には、焼酎維新館の店舗や通販サイト、及び特約店が含まれます。限定流通商品となるため、購入はお早めに。
まとめ
南国酒造の「Yamori(白)」は、焼酎の品質と伝統をお届けする一杯です。ぜひこの機会に、新たな味わいを試してみてはいかがでしょうか。