OpenTextが発表した新機能でMSPのニーズに応える「Secure Cloud」の進化

OpenTextが進化させた「Secure Cloud」の新機能



OpenText Corporationは、2024年10月22日(北米時間)に、マネージドサービスプロバイダー(MSP)の成長を促進する「Secure Cloud」プラットフォームの大幅な改良を発表しました。新たに追加された機能には、自動プロビジョニング、強化された製品バンドル、統合型タスク管理、さらに改良されたレポートおよび分析機能が含まれています。これにより、MSPはオペレーションをよりスムーズに行うことができ、顧客の成長と維持に集中できる環境が整いました。

MSP市場の需要に応える



最近行われた「OpenTextサイバーセキュリティ2024グローバルマネージドセキュリティ調査」によれば、MSPとマネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)の56%が、堅牢なセキュリティサービスの提供能力を基にクライアントに選ばれていることが明らかになりました。この傾向に応えるため、OpenTextはMSPが包括的なセキュリティソリューションを簡単に提供できるよう、単一の統合プラットフォームを整備しました。

OpenTextのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高マーケティング責任者であるSandy Ono氏は、「当社は、チャネルパートナーのニーズに応えるためのサポートを引き続き行います」とコメントしています。新機能には、電子メール保護、データリスク管理、サイバー保証、マネージド検知・対応(MDR)など多岐にわたるサービスが加わり、MSP向けにワンストップで提供します。

新機能の詳細



「Secure Cloud」に追加された新機能は以下の通りです:

1. プラットフォームの強化機能
最新のMSPワークフローと統合タスク管理を備えたインターフェースにより、請求、決済、請求書発行を合理化しました。この統合型プラットフォームは、MSPが顧客管理、運営、請求を効率的に行う手助けをします。

2. 最新のバンドル
MSPは、電子メールのリスク管理、コンプライアンス、データリスク管理を含む製品バンドルを採用することで、カスタマイズされたセキュリティソリューションを提供しやすくなります。

3. オールインワンのプラットフォーム
Secure Cloudは、ConnectWise、Kaseya、Autotaskといった業界のリーダーとシームレスに連携します。新たに追加されたOpenText MDR、Cork Cyber保証サービス、ペンテスト、Azure Virtual Desktopなどのサービスがプラットフォームの機能をさらに強化しました。

10万社の企業がSecure Cloudを採用



これまでに10万社以上の中堅・中小企業がSecure Cloudを導入しており、新機能によりMSPは拡大する顧客基盤に対して、より包括的なセキュリティサービスを提供できる環境が整います。この進化により、OpenTextは顧客サービスの向上と競争力の強化を図っています。

OpenTextについて



OpenTextは情報管理ソフトウェアとサービスのグローバルリーダーであり、ビジネスクラウド、ビジネスAI、ビジネステクノロジーを総合的に提供しています。企業が複雑な課題を解決するための支援を行い、業種を超えた多様なソリューションを提供しています。詳細は公式サイトをご覧ください。

会社情報

会社名
オープンテキスト株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1丁目8-3丸の内トラストタワー本館18階
電話番号
03-4560-7700

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