日本郵便とマークスライフが空き家管理の新たな試みに向けた契約を締結
2023年、マークスライフ株式会社(以下、マークスライフ)は、日本郵便株式会社(以下、日本郵便)との間で、空き家管理に関する基本契約を締結しました。この取り組みは、日本郵便の地域ネットワークとマークスライフが展開する「0円空き家管理サービス」を組み合わせることで、住民にとってより良い空き家管理体制を確立することを目指しています。
空き家増加の背景
近年、相続などの理由から空き家が増加している日本では、これらの物件の管理が大きな社会問題となっています。放置された空き家は景観の悪化や治安の確保に影響を与えるほか、近隣住民にとってもリスクとなります。マークスライフの代表取締役である花原浩二氏は、「空き家を維持したいが管理の手間が大きい」という多くの所有者の声に応えるべく、空き家管理を促進する新しいサービスを導入しました。
「0円空き家管理サービス」とは
マークスライフが提供する「0円空き家管理サービス」は、空き家に付随する駐車場の賃料収入を活用し、その収益を空き家の管理費用に充当することで、所有者の費用負担を軽減する仕組みを持っています。このサービスにより、空き家を適切に維持しながら、所有者は将来的な売却や賃貸についての検討ができるようになります。具体的には、駐車場賃料が5,000円以上の場合に成立する「転賃借契約」に基づいてサービスが提供されます。
具体的な試行内容
新たに始まる試行では、マークスライフが空き家所有者との契約作業やサービス提供、また駐車場の活用を担当します。一方、日本郵便は埼玉エリアにおける空き家管理業務を担い、両社の強みを合体させることで、空き家管理の品質向上と運用体制の強化を目指します。これにより、将来的にはこの取り組みが全国に広がる可能性も見込んでいます。
地域課題の解決に向けて
この契約を通じて、空き家所有者に安心して管理を任せられる環境が整えられ、さらに放置された空き家や管理不全の危険な物件を減少させる狙いがあります。社会の課題に応じた革新技術やサービス開発に力を入れるマークスライフは、今後も理想とする地域社会を築くため不動産の可能性を追求し続けていく構えです。
会社概要
マークスライフは、東京都中央区に本社を置く企業であり、空き家管理をはじめとする不動産に関する事業を展開しています。また、日本郵便は東京都千代田区に本社を置く、郵便業務や物流サービスなど様々な事業を行っている企業です。
これらの企業の連携は、社会における空き家問題の解決に向けた一歩となることでしょう。