コミックスマート、総額28億円の資金調達を実施し新たな飛躍へ

コミックスマートが28億円の資金調達を実施



日本のIPプラットフォーム事業を展開するコミックスマート株式会社(本社:東京都新宿区)は、8月に実施したシリーズAラウンドにおいて、総額28億円の資金を調達しました。この資金は、WiL、DIMENSION株式会社、第一生命保険株式会社、ブーストキャピタル株式会社などの引受先からの第三者割当増資によるものです。

コミックスマートのミッション


コミックスマートは、「マンガ家の職業価値を向上させ、子供たちの憧れの職業にする」というミッションを掲げています。インターネット発の優れたマンガ作品の創出や、ヒットIPの育成に努め、マンガ家の支援と配信サービスの強化に取り組んでいます。

自社開発したマンガアプリ「GANMA!」は、これまでに累計1,800万ダウンロードを達成し、オリジナルマンガを360作品以上掲載しています。これらの作品からは、数多くのヒットコンテンツが生まれています。

アニメ制作への意欲


2021年2月にはデジタルアニメスタジオ「Qzil.la」を設立し、アニメ産業に革新をもたらすことを目指しています。スタジオでは、各分野のパートナー企業やクリエイターとの共創により、高品質なアニメ映像コンテンツの制作が行われています。

さらに、2023年2月には福岡市にウェブトゥーン制作スタジオを新設。これにより、「世界でファンが熱狂する日本・アジア発のIP創出」を実現するための取り組みを進めています。

今後の展望


コミックスマートは、今回の資金を活用し、クリエイターが集まる魅力的なスタジオ環境への投資を進めます。魅力的で高品質なエンターテインメントを多くの人に届けることで、マンガ、アニメ、ウェブトゥーンを通じたヒットIPの創出を目指し、日本国内及び海外での事業基盤を強化していく方針です。

投資先からの支持


投資先の代表者たちも、コミックスマートの取り組みに期待を寄せています。WiLの松本真尚氏は、マンガ業界のデジタル移行の加速に注目し多様なフォーマットの開発を進める同社の重要性を強調。また、DIMENSIONの宮宗孝光氏も、日本発のオリジナルIPを世界に広められるとの期待を表明しています。第一生命保険の片岡正史氏も新しいマンガやアニメの創出に大きな期待を寄せています。

代表CEOからのメッセージ


代表取締役社長CEOの佐藤光紀氏は、今回の資金調達により新たな株主を迎えることができたことを喜び、今後は優れたコンテンツの開発に全力を尽くすと述べました。マンガ、アニメ、ウェブトゥーンを通じて新たなIPが次々と生み出されることを目指し、さらなる成長を続けていく意向を示しています。

会社情報


コミックスマート株式会社は、IPプラットフォーム事業を主な事業としており、本社は東京都新宿区の住友不動産新宿グランドタワーにあります。公式ウェブサイトはこちらです。

会社情報

会社名
コミックスマート株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号

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