モルゲンロットの新ソリューション
2024-11-06 13:19:26

モルゲンロットがAIデータセンター向けに新たな環境ソリューションを提供開始

モルゲンロット、AIデータセンター向けの新たなソリューションを提供



モルゲンロット株式会社(東京都千代田区)が、AIデータセンターの電力消費量からCO2排出量までを可視化する新たなソリューションを2024年11月下旬より提供開始します。これにより、同社が提供する様々なサービスが一層充実し、データセンターにおける環境問題への貢献が期待されています。

モルゲンロットのこれまでの取り組み



モルゲンロットは、これまで特にハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)環境に特化した各種ソリューションを展開してきました。その一つである「M:Arthur™」は、データセンターの運営を効率化し、各ジョブを管理する機能を持ちます。また、GPUクラウド「Cloud Bouquet™」では、データセンターのGPUサーバーをAIプロダクト開発や高度なシミュレーションを行う企業に向けて提供しています。このような取り組みを通じて、さまざまなパートナーに対し最適な計算リソースを提供しています。

問題の深刻化



しかし、最近では生成AIやデジタルトランスフォーメーション(DX)の普及に伴い、データセンターの電力消費量が加速しています。この傾向は電力コストの増加だけでなく、電力不足や新たな供給源の確保といった社会的な問題を引き起こしています。こうした課題に対処するため、モルゲンロットはサービスの拡充を進めています。

新たな契約の締結



新たにモルゲンロットは、スペインのバルセロナに本社を持つEnergy Aware Solutions社(EAS)との独占契約を締結しました。この契約に基づき、EASが開発した電力消費量を可視化するOSS「EAR Detective Pro」を日本国内企業向けに導入し、アフターサポートを提供します。これによって、データセンター運営者は電力消費量をジョブ単位で簡単に確認できるようになり、コスト管理や運用効率の向上が図れるようになります。

2025年の展望



2025年には、モルゲンロットが開発した「M:Arthur™」との連携機能の強化が期待されています。この機能により、サーバー管理者は運用をより鳥瞰的に行うことができるようになります。また、算出された電力消費量に伴うCO2排出量の可視化も進めており、データセンターの環境負荷を軽減する取り組みも計画されています。

環境への貢献



モルゲンロットはこれらの新しいソリューションを通じて、環境問題の解決に寄与するだけでなく、再生可能エネルギーやカーボンニュートラルの促進に繋がるよう行動しています。送り出されるサービスは、計算資源と環境保護の両立を目指すものです。今後も革新的な技術を活用し、人間社会のさらなる発展に貢献することを目指しています。

会社情報



モルゲンロット株式会社について


内部の情報として、モルゲンロット株式会社は「必要な時に必要なだけの計算力にアクセスできる世界を実現する。」というミッションを掲げています。計算リソースの可視化や最適化に取り組むスタートアップであり、大企業や研究機関からの需要の高まりに応じて成長を続けています。破綻しやすい計算力不足の問題を解決すべく、新たなモデル構築に励む企業です。

会社概要


  • - 社名: モルゲンロット株式会社(MORGENROTはドイツ語で「朝焼けの山頂」を意味する)
  • - 代表取締役: 森本竜英
  • - 設立: 2019年4月
  • - 本社: 東京都千代田区麹町4-4-3ピネックス麹町6F
  • - URL: モルゲンロット公式サイト

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会社情報

会社名
モルゲンロット株式会社
住所
東京都千代田区麹町4-4-3ピネックス麹町6階
電話番号

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