スムストックが進める新たな市場作り
一般社団法人優良ストック住宅推進協議会は、2026年8月28日に東京都千代田区にある「ホテル ルポール麹町」で第9回定時社員総会および第2回理事会を開催し、その後に記者会見を行いました。この会見では、同協議会の芳井敬一会長がスムストックの成約件数増加について報告し、循環型市場に向けた取り組みを強調しました。
成約数の増加と過去最高の流通捕捉率
芳井会長によると、令和7年度の既存戸建住宅の流通件数が3年ぶりに減少したにもかかわらず、スムストックの成約数は前年比14.0%増の2,579件に達し、流通捕捉率も22.9%で過去最高を記録したとのことです。《スムストック》の普及は着実に進んでおり、良質な既存住宅の流通を促進する動きに強い期待が寄せられています。
会長は「売り手と買い手双方が納得できる仕組みを整えていく」とし、スムストックの魅力を広めていく考えも示しました。同協議会の理念である「いいものをつくって」「きちんと手入れして」「長く大切に使う」は、新しく閣議決定された「住生活基本計画」にも反映され、持続可能な社会の構築に寄与するものとされています。
スムストックの仕組みと今後の展望
《スムストック》は、建物の適正な評価を基に価値を売り手から買い手へ、そして次の住まい手に繋げることを目的とした取り組みです。芳井会長は「各社と手を組み、業界全体を引っ張っていきたい」と述べ、今後の協議会活動への強い意気込みを見せました。
また、2026年9月1日には公式ホームページがリニューアルされ、スムストックの仕組みや特徴がより分かりやすく紹介されています。住宅を「売りたい方」「買いたい方」に必要な情報が探しやすい構成となっており、物件検索や独自の査定方式、さらには「中古住宅らぼ」など住宅購入/販売に役立つ情報を一新しました。
スムストックの理念と協議会の役割
優良ストック住宅推進協議会は2008年7月に設立され、良質な既存住宅が適正に評価される市場形成を目指しています。大手ハウスメーカー10社が参加し、「スムストック」の普及と推進に取り組んでいます。これにより、消費者にとっての信頼性や安全性が強化されることが期待されています。
今後のプロジェクト
スムストックが提唱する「いい家は、つづく。」という理念をさらに広めていくために、既存戸建住宅市場の発展に向けての取り組みも進行中です。持続可能な循環型市場の実現に向け、今後も精力的に活動を続ける予定です。
公式ホームページもチェックし、今後のスムストックの展開にご注目ください。
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