御船印めぐりプロジェクトが新しく生まれ変わる
ハートランドフェリーによる「御船印めぐりプロジェクト」は、寺社仏閣で授与される御朱印の発想を基にした、独自の収集企画です。このプロジェクトでは、全国の港を回り、それぞれの船で「御船印」を集めるという新しい旅のスタイルが提供されています。日本旅客船協会のアンバサダーである小林希さんのアイデアにより、舟運業界と地域振興の一環として進められてきました。
新デザインのオリジナル御船印
2023年6月27日より、御船印のデザインがリニューアルされました。利尻礼文航路と奥尻航路の各船舶ごとに、独自のイメージカラーと地域の自然をテーマにした新しいデザインが採用されています。
利尻礼文航路
- - アマポーラ宗谷限定デザイン: 利尻島に自生する「リシリヒナゲシ」の美しい花をイメージしたデザイン。波模様や利尻富士などの観光名所も背景に描かれています。
- - サイプリア宗谷限定デザイン: 礼文島の「レブンアツモリソウ」を基にしたデザインで、自然の象徴が盛り込まれています。
- - ボレアース宗谷限定デザイン: 北風をテーマにしたデザインが特徴で、地域の自然を反映しています。
奥尻航路
- - カランセ奥尻限定デザイン: 奥尻島に咲く「オクシリエビネ」がワンポイントとしてあしらわれており、波とともに可愛らしい観光名所が描かれています。
販売詳細
新デザインの御船印は、各船舶内の売店での販売となります。この販売は各船舶に乗船した乗客のみに提供され、一人につき1枚までの購入制限があります。価格は330円(税込)で、公式印帳も用意されています。
ただし、各港での停泊中は営業しておらず、悪天候やその他の理由で欠航する場合もあるため、購入には注意が必要です。なお、転売やオークションでの販売は禁止されていますので、大切な思い出を手に入れるためには自身での購入が必須です。
プロジェクトを志す旅行者へ
御船印めぐりプロジェクトは、ただの収集に留まらず、各地を旅しながら地域の文化や自然を再発見する絶好の機会となります。新デザインの御船印は、その土地ならではの魅力を伝える作品でもあり、旅行の印象に残ることでしょう。新たな思い出を作るため、ぜひ様々な港へ赴き、新たな御船印を手に入れてはいかがでしょうか。
最新情報や詳細については、ハートランドフェリーの公式サイトをご覧ください。