京都薬科大学薬用植物園 開設100周年記念公開講座
2025年10月26日、京都薬科大学はその薬用植物園の開設100周年を記念し、特別な公開講座を開催します。本学の薬用植物園は、1925年に設立された京都薬学専門学校の薬草園に起源があり、年月を経て現在の位置に移転しています。特に、2011年に整備された「薬用植物園御陵園」が新たな拠点として重要な役割を果たしています。記念講座は、5年ぶりに開催される御陵園の見学と、多様な講演を通じて、薬用植物の重要性を再認識する機会となります。
公開講座の開催概要
- - 日時: 2025年10月26日(日) 11:00~16:00(受付開始:10:30~)
- - 場所: 京都薬科大学 御陵園および愛学館3階・A31講義室(愛学ホール)
- - 申込期間: 2025年9月10日(水)~10月22日(水)
- - 参加費: 無料
- - 申込方法:京都薬科大学生涯教育センターのウェブサイトから申込み可能です。詳しくは公式サイトを参照してください。
プログラム内容
第1部:薬用植物園御陵園見学
時間: 11:00~12:00
このセッションでは、本学の教員と学生が参加者に薬用植物についての解説を行います。また、参加者からの質問にもお答えする時間を設けています。
昼休憩
参加者は昼食を取りつつ情報交換を行う時間があります。
第2部:植物園関連講演会
時間: 13:00~14:00
テーマ: 「今こそ知りたい薬用植物のチカラ」
この講演では、広島国際大学の中島教授が薬草の効能や最近の研究成果について話し、「夜型体質」や気象病に対処するための漢方医療を紹介します。
第3部:がんプロ共催講演会
時間: 14:00~16:00
参加者には、人生の最終章に向けた「人生会議(ACP)」や、グリーフケアについての重要な情報を提供します。熊本県の薬剤師、きらきら薬局の大森氏が心に寄り添うケアについて語ります。また、京都府立医科大学の高山教授が肺がんの薬物療法の最新動向について講演します。
注意事項
参加者は公共交通機関を利用し、駐車場や駐輪場はない点にご留意ください。また、事前申込が必要ですので、ぜひ公式サイトからお申し込みください。この公開講座は、薬用植物についての理解を深め、「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」と的を絞った議論の場を提供します。薬用植物の力を知る貴重な機会をお見逃しなく!