ふるさと熱電10周年
2022-09-29 10:00:01

地域共生型地熱発電の新潮流!ふるさと熱電10周年の意義とは

地域共生型地熱発電の新潮流!ふるさと熱電10周年の意義とは



ふるさと熱電株式会社は、地域の持つ力を活かし、地熱発電を通じて持続可能な社会を築くことを目指して10周年を迎えました。この会社の目指す「地域共生型地熱発電事業」とは、単にエネルギーを生み出すだけではなく、地域の活性化や資源の循環を図る新しい形の発電ビジネスです。

地域共生型地熱発電事業の背景



日本が抱える課題には、人口減少や地域経済の衰退が含まれ、特に地熱資源が豊富な地域ではこの問題が深刻です。ふるさと熱電は、そうした地域の発展に貢献するため、再生可能エネルギーである地熱を利用した中小型発電所の設立を進めています。これにより、地域の人々と共に成長し、持続可能な社会の実現を目指しています。

ふるさと熱電のこれまでの活動



2015年に熊本県阿蘇郡小国町のわいた地区にフラッシュ発電所を設立したのを皮切りに、同社は様々なプロジェクトを展開してきました。バイナリー発電や温泉井戸を利用した発電所の設立など、地域資源を最大限に活かした手法が評価されています。また、地域農産物の栽培や観光資源開発など、地域経済の多角化にも寄与しています。

地熱発電の可能性と未来



地熱発電は、安定した電力供給が可能なため、今後の再生可能エネルギーの重要な一翼を担うと考えられています。特に日本においては、地熱資源が埋まっているにもかかわらず、それを十分に活用しきれていない現状があります。ふるさと熱電は、これを突破口にしようとしています。

企業との連携と今後の展望



ふるさと熱電は、関西電力やNTTアノードエナジーなどと連携し、地域共生型地熱発電事業の拡大を目指しています。これにより、地域のサスティナビリティを高めるとともに、脱炭素社会への移行を加速させる狙いがあります。今後は、これまでの成功事例をモデルケースとして全国へ広げる計画です。

お祝いの言葉と期待



設立10周年を迎えるふるさと熱電に対して、地域の町長や企業パートナーからも祝福の声が寄せられています。地熱発電を通じて地域が一体となり、さらに持続可能な発展を続けていくことが期待されています。地熱資源を活用した取り組みは、地域経済のみならず、環境保護にも寄与する重要な事業です。

まとめ



ふるさと熱電株式会社は、地域と共生しながら脱炭素社会を実現するための新しいモデルを築き上げています。今後の10年間も期待されるその取り組みには、地域住民を含む多くの人々が支え合う未来の姿が映し出されています。地域振興と持続可能性を両立させる地熱発電事業の可能性に、ぜひ注目していきたいものです。

会社情報

会社名
ふるさと熱電株式会社
住所
熊本県阿蘇郡小国町宮原2322-1
電話番号
0967-32-8411

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