藤井組が受賞
2018-07-10 09:20:03
フランス・ジャパンエキスポで藤井組がマンガ賞を受賞!
フランス・ジャパンエキスポで受賞した藤井組のマンガ
今年、フランスで行われた『ジャパンエキスポ in パリ』において、株式会社まちおこしが手掛けた藤井組のマンガ短編集『Sous un ciel nouveau(新しい空の下で)』が名誉あるACBDアジア賞を受賞しました。これは、アジアから出版された漫画作品に与えられる賞で、特に日本の漫画の重要性と影響力を再確認させられる瞬間でした。
受賞した短編集の概要
『Sous un ciel nouveau』は、全編フランス語で構成された4つの短編からなる物語です。受賞作の一つである「かへ」は、2017年の文化庁メディア芸術祭で審査員推薦作品に選ばれた逸品で、WEB公開から僅か4日間で120万PVを記録しました。この作品は、漁師を営む田舎の老夫婦が、事故で亡くなった息子夫婦の代わりに孫たちと共に東京のカフェを立てなおすという感動的な物語です。
他の短編も、心に深く響くテーマを扱っており、「最後の授業」では末期がんに侵された教師が死への恐怖と理不尽さを描いています。また「綺麗な子ども」や「お母さんのグローブ」も多様な視点からのストーリーが展開されています。
賞の競争
今回のACBDアジア賞には、著名作品として知られる『メイドインアビス』や『とんがり帽子のアトリエ』など、名だたる作品がノミネートされており、藤井組の作品が選ばれたことは、画期的な出来事として多くのマンガファンに受け止められています。過去の受賞者には浦沢直樹さんの『PLUTO』や安倍夜郎さんの『深夜食堂』など、名作が並んでおり、藤井組もこの名作の仲間入りを果たしました。
今後の展開
受賞を受けて、短編集『Sous un ciel nouveau』は、欧米各国での販売を計画しています。株式会社まちおこしは、2020年にはフランスのKi-oon社から新たな作品のリリースを予定しており、さらなる世界展開を視野に入れています。このように、日本の漫画が国際的に評価される動きは、今後も続いていくことでしょう。
会社概要
藤井組は、株式会社まちおこしが展開する制作ブランドであり、マンガ、テレビ番組、音楽、イベントなど多岐にわたるビジネスを手がけています。代表取締役の西川興氏は、地域に根ざした文化の発信に力を入れており、設立からの積み重ねが今回の受賞に繋がったと言えるでしょう。
受賞作の詳細やサポートについてのお問い合わせは、藤井組までご連絡ください。受賞作の表紙データなども提供可能です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社まちおこし
- 住所
- 滋賀県守山市吉身4丁目1-23南井産業第3ビル2F
- 電話番号
-
077-514-3956