花で帰省しよう
2020-04-28 13:23:10
新型コロナの影響で花でつながる『帰省難民』支援プロジェクト
新型コロナの影響で始まった『花で帰省しよう』プロジェクト
新型コロナウイルスの影響で多くの人が帰省を控えざるを得ない状況が続いています。特に、長期休暇の際に合わせて家族や大切な人たちに会いたいと思う人々の中には、「帰省難民」と呼ばれる現象が見られ、心のつながりは一層求められています。そこで、『with Flowers Project』が立ち上げたのが、オンラインで花を贈ることで気持ちを伝えるという新しい提案です。
『花で帰省しよう』プロジェクトの概要
本プロジェクトは、花を通じて大切な人たちと繋がるきっかけを提供します。特設サイトを通じて、全国の花屋と連携した花のオンライン注文が可能となっており、ユーザーは簡単に花を選び、郵送することができます。このアイディアは、今の時代ならではの新しい帰省の形として提案されています。
花がもたらす心のつながり
花は古くから感謝や愛情を伝える手段として重宝されてきました。プロジェクトに参加する花屋は、花を贈ることで家族や友人との絆を育むことを目指しています。「普段は照れくさいメッセージを伝える機会がない人も、花を通じて想いを伝えてほしい」というのが、プロジェクトメンバーの願いです。また、テレビ電話で顔を見ながら花を贈るのも、距離を感じさせないコミュニケーション方法として人気です。
コロナ禍でのフラワーロス問題
新型コロナの影響で花業界は深刻なダメージを受けています。外出規制により、花の需要が激減し、多くの花が廃棄されてしまう「フラワーロス」が問題となっています。例えば、世界最大の花き卸売市場であるロイヤルフローラホーランドでは、年間の総生産量の70〜80%が廃棄されている現実があります。このプロジェクトは、そんな状況を少しでも改善するために、花の需要を喚起し、供給側へも新たな道を提供しようという狙いがあります。
プロジェクトの未来
『with Flowers Project』は、今後も花業界を支援するための活動を続けていきます。花を通じて家族や友人との絆を深める方法を提供し、同時に問題を持つ花業界も救うという二重の目的を持っています。花が生活の中でもっと身近になり、笑顔を届ける存在になるよう、様々な取り組みが展開されていくでしょう。
印象的なフラワーデザインや、季節ごとの特別な花のセレクションなども企画されており、参加する花屋は自らのユニークな商品を通じてプロジェクトの趣旨に賛同しています。
まとめ
新型コロナウイルスによる影響で生まれた『帰省難民』の問題に対抗する新しい試みとして、『花で帰省しよう』プロジェクトは着実に進展しています。心を伝える手段としての花が、これからも多くの人々にとって大切な存在となることを期待します。オンラインでの花の売買を通じて、私たちの生活に花がもたらす癒やしと楽しさが広がることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社STARMINE PLANNING
- 住所
- 東京都港区南青山5丁目17-2シドニービル 502
- 電話番号
-
03-4405-3373