ロート子どもの夢基金、第2回助成先に8団体を採択
ロート製薬株式会社と特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンは、共同で進める「ロート子どもの夢基金」において、第2回の助成先として8団体を選定しました。この助成事業は、子どもを取り巻く多様な社会課題に向き合う活動を支えるもので、応募総数69件の中から厳選された団体が認められることとなりました。
採択された助成先団体
今回、助成先として採択された団体は、支援項目や地域において多様性に富んでいます。一般枠では、福岡県の「NPO法人国際教育支援機構スマイリーフラワーズ」、神奈川県の「特定非営利活動法人JAMネットワーク」、東京都の「特定非営利活動法人育て上げネット」、東京都の「公益社団法人日本環境教育フォーラム・ELMSセンター」が選ばれました。そして、拡大枠には、大阪府の「認定NPO法人CLACK」、同じく大阪府の「NPO法人Silent Voice」、愛媛県の「特定非営利活動法人松山さかのうえ日本語学校」、埼玉県の「一般社団法人merry attic」が名を連ねています。
助成金額は、一般枠が100~300万円、拡大枠では300~800万円となっており、各団体の活動に必要なサポートが行われます。
社会課題に対する取り組み
近年、貧困、教育格差、虐待、いじめ、孤立といった子どもを取り巻く社会課題は、ますます複雑化しています。ピースウィンズ・ジャパンは、子どもが夢を追いかけやすい環境を整えることを目的としており、そのため今回の助成事業を実施しています。各団体の活動内容は、子どもたちが直面している現実に寄り添ったものであり、それぞれが持つユニークな視点と情熱が評価されました。
選定基準
助成先の選定においては、非常に慎重な審査が行われました。子どもたちが未来に向かうための支援活動、具体的な課題分析、持続的かつ実現可能な目標、独自性、予算計画の合理性が選考基準として挙げられました。選考委員は、子どもたちを取り巻く環境への影響にも着目し、社会に変革をもたらす取り組みが選ばれることを重視しました。
これからの展望
選定された団体は、これを機にさらなる活動を加速させ、より多くの子どもたちが自分の夢を実現できるように支援していきます。選考を経て委員たちもその期待を寄せており、未来の子どもたちに向けた施策の重要性を再認識しました。
「ロート子どもの夢基金」は、今後も社会課題の解決を目指して取り組む団体との連携を強化していく方針です。これにより、子どもたちが明るい未来を描けるような社会の実現を目指します。
お問い合わせ
助成に関する詳細や問い合わせは、ロート子どもの夢基金助成事務局(
[email protected])までお願いします。
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