デジタル証明書管理が進化！proovy VC発行ポータルのリニューアル詳細

デジタル証明書管理が進化！

Receptが手掛ける「proovy」は、DID（Decentralized Identifier）とVC（Verifiable Credentials）を活用して、デジタル証明書を発行・管理する上での重要な技術基盤です。企業や教育機関向けに、VCの発行や検証に必要なシステムを提供し、ユーザーが自らの証明書を管理できるデジタルウォレットアプリも展開しています。今回、この「proovy VC発行ポータル」が大幅にリニューアルされ、より使いやすく、生産性が向上しました。

リニューアルの概要

新しくなったプロダクトには、いくつかの重要な改善点があります。

1. ダッシュボードの整備

ユーザーインターフェースが二画面に分かれ、過去の発行履歴やVC単位のログが一目で確認できるようになりました。これにより、必要な情報がスムーズに見つけやすくなっています。

2. 発行/失効画面の刷新

直感的に利用できるように、発行や失効の操作に関する画面も刷新されました。特に、デジタル証明書についての前知識がない方でも理解しやすい表示内容に変更され、必要なアクションの前に確認ダイアログが表示される機能が追加されています。

3. 通知ログ機能の改修

VC保有者へのメッセージ機能も改良され、教育機関や資格団体の標準的な運用に合わせたフローが整備されています。これにより、コミュニケーションがより円滑に行えるようになっています。

サービスの詳細情報

「proovy VC発行ポータル」に関するさらなる情報を得たい方は、公式サービスページからお問い合わせが可能です。私たちは、利用者の期待に応えられるよう、今後も定期的にサービスのアップデートを行う予定です。

既存ユーザーの方には、移行方法などについて、担当者から詳細にご案内いたします。

会社情報

Receptは2023年に設立され、デジタルアイデンティティ管理の最前線で活躍しています。DIDとVCの技術は、現在のデジタル証明書の基準技術として世界中で採用されつつあり、特に欧米での活用が進んでいます。日本国内でも、コロナワクチン接種証明書やマイナンバーカードの機能として利用が広がっています。

当社は、ヨーロッパでの国際標準規格に基づいた技術インフラを開発し、他の事業者と連携することで、より便利で安全なデジタル社会の構築に努めています。

詳しい情報は以下のリンクからアクセスできます。

DIDおよびVCについて

DID（分散型識別子）は、ユーザーが自らのデジタルIDを安全に管理できるようにするための技術です。これにより、自己管理型のデジタルアイデンティティが実現され、情報の選択的な開示が可能になります。一方、VC（検証可能な証明書）を利用することで、個人は自分の資格情報を安全に管理し、必要な際に必要な情報だけを選んで提示できるようになります。このような技術により、デジタル環境での安全なデータ通信が確保されます。