ウェルスナビ、一般公開に向け経営体制を強化　元グーグル、グリー出身者らが加わる

ウェルスナビ、一般公開に向け体制強化！元Google、GREE出身者が合流

ウェルスナビ株式会社が、サービス一般公開を前に、経営体制を強化しました。この発表には、世界標準の資産運用サービスを誰でも利用できるようにするという同社の強い意志が感じられます。

新たにマーケティング・ディレクターに就任したのは、Google株式会社ブランドソリューション統括部長を務めた前田誠氏。同氏は、金融や自動車業界の大手広告主のデジタルマーケティング普及に貢献した実績を持ちます。

プロダクト開発・ディレクターには、元グリー株式会社開発副本部長の井上正樹氏が就任。グリーでは「釣りスタ」の大ヒットを支え、インフラ拡張と安定運用に携わった経験が豊富です。

両氏の豊富な経験と実績は、ウェルスナビのサービスを一般公開に向けて、飛躍的に向上させる原動力になるでしょう。

世界標準の資産運用を誰でも簡単に

ウェルスナビが提供する「WealthNavi」は、ロボットによる資産運用アドバイザーです。機関投資家や富裕層の間で標準的な国際分散投資を、誰でも簡単に利用できるように設計されています。

ユーザーは、簡単な質問に答えるだけで、最適な資産運用ポートフォリオを提案してもらえます。このポートフォリオは、最先端のアルゴリズムと国際金融市場データに基づいて自動生成され、約8,800銘柄に分散投資されます。

安心・安全な資産運用を実現

「WealthNavi」は、ユーザーの利益を最優先した設計になっています。手数料は預かり資産の1%のみで、取引手数料や成功報酬は一切ありません。

さらに、ポートフォリオは世界最大規模の証券保管・振替機関であるDTCに保管され、ユーザーの資産は安全に管理されます。

ウェルスナビの今後の展望

ウェルスナビは、金融とITを融合したフィンテック企業として、次世代の金融インフラ構築を目指しています。今回の経営体制強化は、その目標に向けた大きな一歩となります。

今後の事業拡大に向けて、事業開発責任者やUI/UXエンジニア、マーケティングやオペレーション部門のマネージャーの採用を積極的に進めていくとのことです。

ウェルスナビのキーパーソン

今回の発表では、CEOの柴山和久氏をはじめ、取締役オペレーション・ディレクターである白土稔氏、リサーチ＆クオンツ・マネージャーの牛山史朗氏、財務マネージャーの吉川瑠璃子氏といった、主要メンバーの経歴も公開されました。それぞれが金融業界で豊富な経験を持つ精鋭たちです。

彼らの専門性と高い志は、「WealthNavi」の信頼性を高め、ユーザーに安心感を与えるでしょう。