The Breakthrough Company GO、賞の受賞に輝く
2025年において、The Breakthrough Company GOが数々のクリエイティブな施策で得た成果は、多くの業界関係者の注目を集めています。この会社は、東京・港区に位置する若い企業で、昨年に実施した施策により、合計9つの賞を獲得しました。その中には著名な「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」や、「グッドデザイン賞」が含まれており、各賞には様々なプロジェクトが評価されています。
ファミリーマートの「涙目シール」
特に注目されているのは、ファミリーマートが展開した食品ロス削減の取り組み、「涙目シール」です。この革新的なシールは、値引き商品のパッケージに"涙目のおむすび"と「たすけてください」というメッセージを付加することで、消費者の感情に訴えかけます。これにより購買動機を「安いから買う」から「助けたいから買う」へとシフトさせました。
実施した実証実験では、購入率が5ポイントも向上し、2024年からの全国展開によって年間約3,000トンの廃棄削減が見込まれています。メディアでの露出も相まってファミリーマートのブランドイメージ向上にも一役買いました。
BEYBLADE Xの成功
別のプロジェクトとして、株式会社タカラトミーが展開する「BEYBLADE X」があります。2023年7月に新シリーズを発売し、少子化が進む中、大人も引き込むマーケティング施策を展開。「GEAR SPORTS」というブランド戦略に基づき、「おもちゃ」を超えた「スポーツ」として位置付けられています。これにより、前シリーズと比較して売上は約300%増加し、世界累計出荷数も4000万個を突破しました。
WWFジャパンの「買い物カゴ投票」
また、WWFジャパンによる「買い物カゴ投票」も注目すべき成果です。このシンプルな仕組みは、消費者がスーパーマーケットで買い物かごを返却する際に、「YES」または「NO」の返却場所に置くことで、店舗に意思表示を行える方法です。導入しておけば消費者の声を受け止めやすくなり、企業がより良い方向へと改善していく手助けとなります。ガチでの効果検証は既に行われており、今後の展開が楽しみです。
三浦崇宏代表のコメント
受賞を受けた代表の三浦崇宏氏は、「賞はあくまでご褒美で、仕事の目的ではない」とのスタンスを貫いていますが、今回多くの賞を受けられたことに対しては素直な喜びを表しています。そして、賞を通じてクライアントや関係者への感謝の意も忘れずに述べました。「GO」としては今後も顧客の成長と社会の変化に対し、一貫してコミットしていく姿勢を示しています。
会社の背景
The Breakthrough Company GOは、2017年に設立された企業で、社会の変化に対応することをミッションとして掲げています。革新的なプロモーションから新規事業開発に至るまで、全般にわたるクリエイティブなソリューションを提供しています。クライアントのニーズに応じた柔軟なアプローチを取り、成果を上げている注目の企業です。会社の詳細は公式サイト(
goinc.co.jp)で見ることができます。
これからもThe Breakthrough Company GOから目が離せません。本記事を通じて、今後の動向や新たな試みについても注目していきたいと思います。