富士フイルム、アフリカ地域のビジネス拡大
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が、エジプトで新たにオフィス向けのデジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの販売を開始しました。この戦略的な展開は、中東アフリカ地域における企業のニーズに応えるための一環として位置付けられています。特に、2023年のアラブ首長国連邦やサウジアラビアでの販売に続き、エジプトは同シリーズの新たな販売国として追加されました。
この取り組みは、エジプトが中東アフリカにおける「Apeos」シリーズの販売第5の国となることを意味しています。これにより、富士フイルムビジネスイノベーションは、同地域でのプレゼンスを確立し、今後も他国への展開を図る考えです。2024年1月には南アフリカ、2025年1月にはオマーンへの導入も予定されています。
多機能な「Apeos」シリーズの特徴
今回エジプトに投入されるのは、A3サイズ対応の「Apeos」シリーズに属する4つの機種です。このシリーズは、顧客の多様なニーズに応えるため、強固なセキュリティ機能を有し、業務の効率化を促進します。また、「Apeos」のブランドロゴには、「お客様のゴールや課題解決に寄与する」といった意図が込められています。
2021年4月以降、同社は販売エリアを拡大しており、東アジア、東南アジア、オセアニア地域に加え、中東アフリカ、欧州、北米、インド、バングラデシュなど、多くの国で「Apeos」シリーズを取り扱っています。この戦略的な拡大は、競争力を向上させ、グローバル市場での地位を強固にするための重要なステップです。
デジタル化の波に乗る
デジタル化が進む現代ビジネスの環境において、デジタルカラー複合機は、組織が求める効率性やセキュリティを提供します。富士フイルムビジネスイノベーションは、顧客が創造力を最大限に発揮できるための環境を整えることに力を入れています。
同社は、1962年の創業以来培った技術力を活かし、ワークフローソリューションやITサービスを提供しています。これにより、ユーザーは業務プロセスのアウトソーシングや基幹システムの導入支援を通じて、ビジネスの革新を実現することが可能になります。
富士フイルムビジネスイノベーションは、創造的な働き方を推進する企業として、今後も技術開発と市場展開に努め、多様化する顧客ニーズに応えていくでしょう。
本社は東京都港区に位置しており、密なサポートを提供し続けることで、グローバルなリーダーとしての地位を維持しています。エジプトにおける「Apeos」シリーズの発売は、その展望を一層具体化するものです。詳しくは富士フイルムの公式サイトをご覧ください。(https://fujifilm.com/fb)