大阪での新しい防災を考えるワークショップ
2026年1月19日、大阪で未来の防災について考えるワークショップが開催されます。このイベントは、内閣官房国土強靱化推進室が主催し、日常生活を豊かにする防災の実践について学ぶ場となります。多くの人々が体験を通じて防災意識を高めるきっかけとなることでしょう。
日常を意識した防災の重要性
防災というと、自然災害が発生したときの特別な対策を想像しがちですが、実はそれだけでは不十分です。私たちの暮らしの中にある小さな工夫や選択が、いざという時の備えに繋がります。本ワークショップでは、その考え方を参加者同士で深めることが目的です。日常の快適さを維持しつつ、災害への回復力をどう強化するのか、そのヒントを共に探りましょう。
参加対象者の皆様へ
このワークショップは、防災に興味がある方全般を対象にしていますが、特に次のような方々におすすめです。
- - 防災について知識があるが、実際に何から始めて良いか困っている方。
- - フェーズフリーやウェルビーイングに興味を持っている方。
- - 日常生活を大切にしたいと考える方。
- - 地域づくりや教育分野で防災に関わる方々。
参加者は30名(先着順)で、オンラインでの参加も受け付けており、定員はありません。会場はAPイノゲート大阪で、JR大阪駅直結でアクセスも良好です。
プログラム内容
イベントは第1部と第2部に分かれています。第1部講義では、防災の新たな考え方「フェーズフリー」を中心に、日本大学危機管理学部の秦康範教授が講義を行います。この講義では、フェーズフリーの概念やその社会的背景を説明し、実践事例を元にこれからの防災のあり方を模索します。
講師プロフィール
秦康範氏は持続可能な安全安心の創出に取り組んでいる研究者であり、フェーズフリー協会の理事です。彼の知識と経験を通して、参加者は新たな視点を得られることでしょう。
第2部では、参加者同士のワークショップが行われ、日常生活の中での防災につながるヒントを共有します。テーマには、災害時に困ることや日常の解決策、そして日常を「防災の力」に変える視点を考察します。
参加申し込みとお問合せ
ワークショップの申し込みは公式サイトを通じて行えます。また、事務局である株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所地域未来デザインユニットへのお問い合わせも大歓迎です。参加者の名前や連絡先、所属を明記することをお忘れなく。
この新しい防災の考え方を身につけ、未来の備えを共に育んでいく場にぜひご参加ください。